競輪を統括するJKAが1月29日、2017年(平成29年)の表彰選手を発表。最優秀選手には2度G1を制した新田祐大選手が選出された。優秀選手賞にはKEIRINグランプリ2017優勝の浅井康太選手、新田選手と同じくG1を2勝の渡邉一成選手、4度目の受賞となる平原康多選手が選ばれている。
国際賞には2017-18トラックワールドカップでメダルを獲得した2名の選手が選出。4戦のチリで14年ぶりにケイリンでの金メダル獲得を果たした脇本雄太選手と、2戦・4戦の女子団体追い抜きで銅メダル獲得の鈴木奈央選手が選ばれている。
以下、受賞者と受賞理由。
最優秀選手賞 新田祐大
福島/90期/受賞2回目
2017年7月ジャパン・トラック・カップでの新田祐大選手
受賞理由
年間における総取得賞金額、S級における平均競走得点、勝率、連対率及び優勝回数、更にGP及びGⅠの成績等について総合審査し、決定。
- 総取得金額…164,435,137 円 （第2位）
- 平均競走得点…121.48 点 （第1位）
- 勝率…46.00 ％ （第2位）
- 連対率…64.00 ％ （第1位）
- 優勝回数…4回 （第5位）
受賞歴
H27年最優秀選手賞/H18・20年国際賞
優秀選手賞 浅井康太
三重/90期/3回目
受賞理由
年間における総取得賞金額、S級における平均競走得点、勝率、連対率及び優勝回数、更にGP及びGⅠの成績等について総合審査し、決定。
- 総取得金額…182,787,400 円 （第1位）
- 平均競走得点…116.71 点 （第5位）
- 勝率…32.53 ％ （第15位）
- 連対率…46.98 ％ （第21位）
- 優勝回数…1回 （第91位）
受賞歴
H23・27年優秀選手賞/H26年特別敢闘選手賞/H23年国際賞
優秀選手賞 渡邉一成
福島/88期/初受賞
受賞理由
年間における総取得賞金額、S級における平均競走得点、勝率、連対率及び優勝回数、更にGP及びGⅠの成績等について総合審査し、決定。
- 総取得金額…108,213,000 円 （第3位）
- 平均競走得点…117.06 点 （第4位）
- 勝率…23.91％ （第66位）
- 連対率…43.47％ （第34位）
- 優勝回数…3回 （第16位）
受賞歴
H17・18・20年国際賞
優秀選手賞 平原康多
埼玉/87期/受賞4回目
受賞理由
年間における総取得賞金額、S級における平均競走得点、勝率、連対率及び優勝回数、更にGP及びGⅠの成績等について総合審査し決定。
- 総取得金額…103,965,600 円 （第4位）
- 平均競走得点…120.60 点 （第2位）
- 勝率…49.15％ （第1位）
- 連対率…57.62％ （第4位）
- 優勝回数…2回（第34位）
受賞歴
H21・27・28年優秀選手賞
優秀新人選手賞 太田竜馬
徳島/109期
受賞理由
選手として初出走する月から3年を超えない卒業期の者であって、年間における総取得賞金額及び平均競走得点について総合審査し、決定。（S級及びA級での成績） ただし、平成29年については、第107期・第109期が対象である。
- 総取得金額…33,207,000 円 （第1位）
- 平均競走得点…109.73 点 （第3位）
- 勝率…43.47 ％
- 連対率…61.95 ％
- 優勝回数…2回
※順位は第107期・第109期83名中の順位。
特別敢闘選手賞 三谷竜生
奈良/101期/初受賞
受賞理由
平成29年の1年間に実施されたGP及びG1の決勝競走に出走した選手の中から審査した結果、日本選手権競輪で優勝し、お客様の記憶に 強く残るような敢闘精神溢れる競走を評価し、決定。
- グランプリ…第4位
- 日本選手権競輪…優勝
- 全日本選抜競輪…第8位
- 総取得金額…101,439,800 円 （第5位）
- 平均競走得点…113.75 点 （第14位）
- 勝率…26.47 ％ （第43位）
- 連対率…38.23 ％ （第82位）
- 優勝回数…1回（第91位）
受賞歴
H26年優秀新人選手賞
