KEIRINグランプリ2020開催、平塚競輪場ってどんな競輪場?
地元選手は?
KEIRINグランプリ2020、ヤンググランプリ2020、ガールズグランプリ2020それぞれに1人、地元選手が出場する。「地元のお客さんの前で勝ちたい」というのは競輪選手からよく聞く言葉。より気合いを入れてレースに挑むであろう選手は、この3人だ。
郡司浩平
神奈川県99期、30歳。KEIRINグランプリには2019年から2年連続の出場。2020年競輪祭(GⅠ)で優勝し、初のGⅠタイトルを獲得した。獲得賞金ランキングは3位。
松井宏佑
神奈川県113期、28歳。スピードスケートからの転身。2020年11月に行われた競輪祭(GⅠ)では初のGⅠ決勝進出を決め、郡司浩平の優勝に一役買った。ヤンググランプリには昨年に続いての出場。自転車トラック競技ナショナルチームにも在籍。
佐藤水菜
神奈川県114期、22歳。競輪祭期間中に行われたガールズグランプリ2020トライアルレースで優勝し、ガールズグランプリ2020出場権を獲得。ガールズグランプリには2年連続での出場。2020年は自転車トラック競技ナショナルチームにも加入した。
好成績を残した選手は?
過去にもグランプリを始めとしたビッグレースが行われてきた平塚競輪場。2020年のKEIRINグランプリシリーズ出場者で、この競輪場で良い成績を納めた選手はいるのか?過去の成績・・・言うなれば「競輪場との相性」をチェックしよう。
KEIRINグランプリ出場選手
平原康多は平塚競輪場で行われた2005年のヤンググランプリで2着、2008年のKEIRINグランプリで2着となっている。またその同年、2008年のヤンググランプリに出場した新田祐大は2着の成績、そして2017年のKEIRINグランプリに出場した際は3着となっている。
直近の成績では、2018年に日本選手権競輪で3着となった脇本雄太が挙げられる。
ヤンググランプリ出場選手
ヤンググランプリ出場者で、平塚競輪場でのビッグレースを制した例はまだない。しかし9月に行われたFⅠには黒沢征治、11月のFⅠには河合佑弥が出場しており、バンクを走った感覚はまだ残っていそう。坂井洋はS級初優勝が平塚競輪場(2019年11月)なので、良いイメージでレースに臨めそうだ。
なお松井宏佑はホームバンクを平塚としているが、ナショナルチームメンバーのため、普段居住しているのは静岡県。とはいえ勝手知ったるバンクであることには変わりないだろう。
ガールズグランプリ出場選手
一番良いイメージで臨めそうなのは石井寛子。2017年のガールズグランプリで優勝している。2018年5月のガールズケイリンコレクションでは、石井貴子が優勝、2着は児玉碧衣、3着は鈴木美教だった。ビッグレースではないが、2020年9月のFⅠでは梅川風子が完全優勝している。
いくつかの切り口で、平塚競輪場とKEIRINグランプリ2020シリーズ出場選手を紹介した。「これらの情報を元に、どう予想しようか?」と考えることも楽しみながら、レース当日を心待ちにしていただきたい。