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「最終的に自転車競技を選んでくれたら」
Q.ジュニアスポーツアカデミーの取り組みを行なってみて、いかがでしたか?
この取り組みは今回で第5期となります。今回の参加者は小柄な子が多かったですが、いざ乗ってみるとみんなバランスが良く、スプリンターレーンもステアラインも直ぐに走れるようになりました。教える側としても、楽しかったですね。
Q.未来の若手選手の育成、発展という面ではいかがですか?
「初めて自転車競技を知った」という参加者も多かったのではないでしょうか。野球やサッカーと比べるとメジャーとはいえない競技ですが、歴史あるスポーツを知り、体験してみて、おそらくみんな楽しんでもらえたかなと。
色々なスポーツをやりながら、最終的に自転車競技を選んでくれると良いなと思います。
感謝の気持ちを忘れずに
全てのプログラムの終了後に野田氏が参加者に伝えたのは「感謝の気持ちだけは絶対に忘れない」ということ。これは本プログラムの準備や運営に関わった、スタッフたちに対する姿勢を指している。
プログラム終了後には自らが使用した機材の掃除や自転車の搬出作業なども行い、スポーツにおける「実際に体を動かす」以外の部分も学んだ参加者たち。学校の体育とは一味違う経験となったのではないだろうか。
今回のプログラム参加者の中から、世界トップ選手として活躍するアスリートが現れるのだろうか?期待して待とう。