2020年6月18日(木)から4日間にかけて開催された『第71回 高松宮記念杯競輪(GⅠ)』。脇本雄太の23年ぶり完全優勝で幕が下りた。
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今開催にはトラックナショナルAチーム所属選手(河端朋之、深谷知広、松井宏佑、新田祐大、脇本雄太)の5選手が出場。ここからは深谷、河端のレース結果を振り返る(松井は2日目の落車の影響で3日目以降出走せず)。
高松宮記念杯競輪とは
『高松宮記念杯競輪』は、2010年までは滋賀県大津市の大津びわこ競輪場で開催されていた。滋賀県の競輪場選定地が近江神宮の外苑にあり、近江神宮に縁のある高松宮宣仁親王に賜杯の下賜を請願・承諾いただいたため、この名前がついたという。ファンや選手の間では親みを込めて「宮杯(みやはい)」と呼ばれている。
唯一の東西対抗戦
高松宮記念杯は「東西対抗」で争われる。3日目の準決勝までは東と西でそれぞれ勝ち上がり、最終日の決勝戦で勝ち上がった東西の選手がぶつかる。
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