トラックワールドカップ4戦で脇本雄太が男子ケイリンで世界王者やオリンピックメダリストを下しての金メダルを獲得。自身初のメダル獲得、ワールドカップ優勝を果たした。
脇本、世界の強豪を下し予選1位通過
男子ケイリンは3組に分かれて17人が出場。日本からは脇本雄太、深谷知広、渡邉一成が出場。他にもパーキンス(ロシア)、ペルビス(フランス)、オリバ(イギリス)、ビノクロフ(ウクライナ)など強豪がひしめく花形の種目だ。
日本人選手はそれぞれ第1組に脇本雄太、2組に深谷知広、3組に渡邉一成と分かれた。1回戦は2着までが次の2回戦(準決勝)に上がり、その他の選手は敗者復活戦へと回る。
第1組、脇本は隊列の先頭でスタートするも、ペーサーが離脱してから後続との車間が空くとすぐさま加速。そのまま追随を許すことなく逃げ切って1着で1回戦を突破。2着にはパーキンス(ロシア)が入る。
2組目に出場した深谷が4着、3組目の渡邉が6着で敗者復活戦へと回る。
男子ケイリン1回戦1組リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | 日本 | 脇本雄太 | |
2 | ロシア | PERKINS Shane Alan | +0.038 |
3 | アルゼンチン | BOTTASSO Leandro | +0.191 |
4 | ウクライナ | VYNOKUROV Andrii | +0.396 |
5 | ウェールズ | OLIVA Lewis | +0.999 |
男子ケイリン1回戦2組リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | スペイン | PERALTA GASCON Juan | |
2 | フランス | PERVIS Francois | +0.000 |
3 | 台北 | HSIAO Shih Hsin | +0.788 |
4 | ドリームシーカー | 深谷知広 | +1.160 |
5 | アゼルバイジャン | OMELCHENKO Sergii | +1.877 |
6 | カナダ | BARRETTE Hugo | REL |
男子ケイリン1回戦3組
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | リトアニア | LENDEL Vasilijus | |
2 | チェコ | KELEMEN Pavel | +0.057 |
3 | ドイツ | JURCZYK Marc | +0.114 |
4 | SDF | RASOL Muhamad Khairil Nizam | +0.273 |
5 | イタリア | CECI Francesco | +0.376 |
6 | JPC | 渡邉一成 | +0.755 |
敗者復活戦で渡邉が2回戦進出を勝ち取る
その敗者復活戦は2組に分かれ、3着までが2回戦へ。深谷は第1組に出場し、一旦は先頭に出るも最終的に外側からかわされてしまい4着でフィニッシュ。深谷はここで敗退となる。渡邉は2着となり2回戦へ。
男子ケイリン敗者復活戦1回戦リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | カナダ | BARRETTE Hugo | |
2 | ウェールズ | OLIVA Lewis | +0.094 |
3 | イタリア | CECI Francesco | +0.162 |
4 | ドリームシーカー | 深谷知広 | +0.702 |
5 | アルゼンチン | BOTTASSO Leandro | +0.734 |
6 | SDF | RASOL Muhamad Khairil Nizam | +1.053 |
男子ケイリン敗者復活戦2回戦リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | ウクライナ | VYNOKUROV Andrii | |
2 | JPC | 渡邉一成 | +0.070 |
3 | ドイツ | JURCZYK Marc | +0.162 |
4 | 台北 | HSIAO Shih Hsin | +0.264 |
5 | アゼルバイジャン | OMELCHENKO Sergii | +0.024 |
2回戦は2組。脇本雄太が1組目、渡邉一成が2組目。
1組目は脇本雄太、ケレメン(チェコ)、ペルビス(フランス)、バレッテ(カナダ)、オリバ(イギリス)、ジュルチ(ドイツ)の6人。
脇本雄太は5番手からスタート、残り2周辺りで一気に加速し、残り1周前には先頭に踊り出る。そこから前を譲ることなく逃げ切っての1着。2着はケレメン、3着にペルビス。
脇本は得意のレース展開で見事に決勝進出を果たす。
2組目は渡邉、ビノクロフ(ウクライナ)、ペラルタ(スペイン)、レンデル(リトアニア)、チェーチ(イタリア)、パーキンス(ロシア)。
最終周回に入って後方から渡邉が追い上げ、4コーナーでパーキンスをかわして前に出ようとするも、外側に押し出されるような形で4着フィニッシュ。しかし、最後のコーナーでパーキンスが渡邉を外側に追い出したとして、降格扱いとなり、渡邉が繰り上がっての3着。渡邉も決勝へ駒を進めた。
男子ケイリン2回戦1組リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | 日本 | 脇本雄太 | |
2 | チェコ | KELEMEN Pavel | +0.090 |
3 | フランス | PERVIS Francois | +0.123 |
4 | カナダ | BARRETTE Hugo | +0.260 |
5 | ウェールズ | OLIVA Lewis | +0.335 |
6 | ドイツ | JURCZYK Marc | +0.514 |
男子ケイリン2回戦2組リザルト
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
1 | ウクライナ | VYNOKUROV Andrii | |
2 | スペイン | PERALTA GASCON Juan | +0.097 |
3 | JPC | 渡邉一成 | +0.228 |
4 | リトアニア | LENDEL Vasilijus | +0.257 |
5 | イタリア | CECI Francesco | +4.216 |
6 | ロシア | PERKINS Shane Alan | REL |