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静岡市長コメント

5月5日から10日まで静岡競輪場にて、開催を予定しておりました『第74回日本選手権競輪』については、断腸の思いではありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止することを決定いたしました。

これまで、競輪ファンの皆さんに楽しんでいただきたいという思いで、無観客による開催を模索してまいりましたが、無観客であっても、開催にあたっては、どうしても参加選手や関係者の移動を伴うことから、この先の感染拡大を左右する重要なこの局面において、苦渋の決断をしたところです。

開催を待ち望まれていた皆様には、大変残念なお知らせで申し訳ありませんが、この事態が終息しましたら、また、静岡競輪は復活しますので、その際、再び多くの皆様にご来場いただきますよう、お願い致します。

令和2年4月24日 静岡市長 田辺信宏

参照:静岡競輪 第74回日本選手権競輪 開催中止のお知らせ

JKA会長コメント

歴史と格式を誇る『第74回日本選手権競輪』が中止になることは誠に残念ではありますが、新型コロナウィルス感染症が日本全国に広がる中、これまで開催に向けて準備にご尽力されたにもかかわらず、新型コロナウィルス感染拡大防止のため静岡市が下した苦渋の決断であり、やむを得ないことと存じます。

開催を楽しみにされていたお客様と争覇に向き合う参加選手に対しましては、多大なるご迷惑をおかけしますことに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

競輪は、地方財政への寄与並びに社会貢献など公益性の高い事業を通し、長きにわたりお客様に愛されてきました。

日本選手権競輪の中止は、競輪界にとって大きな痛手を被る事態となりましたが、無観客開催を引き続き実施していくため、関係者一丸となって新型コロナウィルス感染防止に最善の努力を払ってまいりますので、ご理解ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

公益財団法人JKA 会長 笹部俊雄

参照:第74回日本選手権競輪の開催中止について

競輪開催における感染拡大防止策

2019年に松戸競輪場で開催時の『第73回日本選手権競輪』では、開催6日間で135億8168万5600円の売上があった。

現在行われている競輪の開催においては、競輪参加選手ほか関係者の競輪場施設入場時における検温の実施、通常は選手も立ち会う車体検査を係員だけで行う、宿舎を分宿としホテルを利用するなど様々な感染拡大対策が行われている。