窪木一茂「世界の舞台で戦える力を」
私、窪木一茂は、今年の5月より競輪選手になるために、日本競輪選手養成所の門を叩いてきます。
自転車ロードレースの面白さに魅了されて今まで走ってきた私を支援して頂いた、沢山の方々へ深く感謝しています。
ロードレーサー・窪木一茂を支えてくださり、本当にありがとうございました。
今後、競輪選手として走ることになっても、ロードレース文化の基盤を底上げするための尽力を続けたいと思っています。
ロードレースを基本にトラック中距離種目にも力を注いできた私が、短距離種目である競輪への道を選んだ大きな理由。
それは世界の舞台で戦える力を身につけるためです。
先のリオ2016オリンピックに出場した時、世界最高峰である舞台のエネルギーを肌で感じたことで初めて、世界を知ったという感覚に包まれました。
ただ、その時の自分には何もできなかった。もっと世界を知りたい、もっと世界 基準で強くなりたい。その想いがずっと、自分の中にありました。
昨今の結果を引き合いに出すまでもなく、日本競輪選手養成所は、世界に通用する競輪選手を送り出しています。
世界基準に敬意を払い、対等に戦うためにも、日本の競輪選手ならではの世界と戦える力を養いたいと考えました。
そのために、春から日本競輪選手養成所に身を置きます。
これからも、強くなる場所を探し求めていきます。そのために必要なら、どんなことにも挑戦します。
ハングリーな人生を歩き続けます。
今後もこれまで同様の熱いご声援を、私、窪木一茂、並びにTEAM BRIDGESTONE Cyclingへどうぞよろしくお願いいたします。
Chase Your Dream
窪木一茂
参照元:ブリヂストンサイクルチームブログ
先輩選手たちからも応援メッセージ
30日に発表が行われた直後から、同じくナショナルチームに所属する競輪選手から応援メッセージがSNSへ投稿された。
同級生の窪木が橋本英也に続いて競輪選手の道へ。パリ、ロスオリンピックを目指すそうです🚴♂️
競輪選手の資金をベースに別の事にチャレンジする選手が増えています🎵 https://t.co/APsHm47IH3— 深谷知広 (@tmhrfky) March 30, 2020
パイセン待ってました🥰 https://t.co/BjpqYLiUrQ
— Eiya Hashimoto (橋本英也) (@Eiya_Hashimoto) March 30, 2020
"中距離と競輪"
仲間がどんどん増えていく😌
私も頑張らなきゃ🔥 https://t.co/PekOWm11HY— 鈴木奈央 (Nao Suzuki) (@keirin70) March 30, 2020
窪木一茂のプロフィール
窪木一茂は1989年生まれ、福島県出身。2016年のリオデジャネイロオリンピックへ自転車トラック競技日本代表として出場。チームブリヂストンサイクリングに所属し、自転車トラック競技・中長距離種目の日本ナショナルチームメンバー。2019年の全日本選手権では4冠を達成。
トラック中長距離選手で競輪選手も兼任している選手は他に同じくチームブリヂストンサイクリングへ所属する橋本英也や、ガールズケイリンの鈴木奈央がいる。また同期となる119・120回生としてナショナルチーム中長距離から吉川美穂・新村穣も入所予定だ。