候補者たちにも記念品を
そして『PUSH AWARD 2019-2020』の候補者たちにも、記念品として特別なリストバンドを用意してきた。これを渡すため、コーチらを探し回ったが
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ほとんど帰ってる━━━━(゚∀゚)━━━━!!
『世界選手権トラック2020』では、梶原悠未や脇本雄太のメダル獲得などもあり、連日レース取材に忙殺され、大会最終日のレース終了後になってようやく時間が取れたのだ。よって、レースが終わったチームは早々に帰路へとついていた。
しかし諦めず見つけたぞ!
まずは短距離界の最強国オランダのヘッドコーチ、ヒューゴ・ハック!!
ヒューゴ・ハック Hugo HAAK
筆者:ヒューゴさんこれあげる~
ヒューゴ:何これ?
筆者:プッシュが凄かった人にあげてるの
ヒューゴ:マジ?ナイスーー
筆者:オランダの人たち、皆重くて大変じゃない?
ヒューゴ:うん、マジ大変
筆者:これ付けるとパワーが出るから、これから付けてね!
ヒューゴ:OK~ありがと~
と世界最強軍団を束ねるヒューゴコーチへリストバンドを渡した。
さて、次は・・・・・・・・
居た!!
バレンティン・サビツスキー Valentin SAVITSKIY
カザフスタンの短距離ヘッドコーチだ。
筆者:バレンティン~。コレあげる
バレンティン:何だ何だ?
筆者:コーチの中のコーチしか受け取れないバンドだよ
バレンティン:マジか?
筆者:マジだよ
バレンティン:ありがとう。超カッコ良い!
筆者:プッシュする時に何を考えてる?
バレンティン:うーん・・・まずは健康のこと、そして手、脚、身体の状態など・・・最後に選手のこと(笑)っていうのは冗談で、いつも良い結果が出るようにと思ってプッシュしてるよ。
筆者:写真映えは気にしてる?
バレンティン:君たちに写真を撮ってと頼んだ時にはね(笑)それ以外はちゃんと集中してるよ(笑)
フォーゲル、アンバサダー就任
悪ノリが止まらない我々は、偶然居合わせた自転車競技界の至宝クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)へアンバサダーになってくれと頼んでみた。フォーゲルは世界選手権で計11個の金メダル、オリンピックでも2つの金メダルを獲得。無敵のまま、不慮の事故により選手生命を絶たれた、生きる伝説だ。
筆者:クリスティーナ~PUSH AWARDのアンバサダー(親善大使)になって!
K:あらっ!良い企画ね。良いわよ!私はいつも(車いすを)PUSHしてるからね!
二つ返事でOKをゲット!!
残念ながら他の候補者たちへリストバンドを渡すことが出来なかったが、AWARD受賞者であるブノワ・ベトゥコーチ、2人の候補者からの声、そしてアンバサダーを得た『2019-2020 PUSH AWARD』。
このPUSH AWARDがUCI公式種目へ採用される日まで、我々はしつこく続けていこうじゃないか。