2020年3月8日(日)、玉野競輪(GⅢ)の第4日目・第9レースにおいて実施される『第115回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)』が開催され、朝倉智仁(茨城)が優勝。

ルーキーチャンピオンレースとは、簡単に言えば新人戦。予選なしの一発勝負で、日本競輪選手養成所第115回生卒業の選手の内、在籍級班の上位者が出場した。

日本競輪選手養成所在籍時から頭角を表していた坂井選手、高橋選手、そしてナショナルチームでも活躍する小原選手など、急成長若手が出場した。

小原佑太

レースレポート

新型コロナウイルス対策で無観客試合の中、ルーキーチャンピオンレースが開催された。

1 1 S2 高橋晋也 福島
2 2 A2 外田心斗 愛媛
3 3 S2 朝倉智仁 茨城
4 4 A2 城戸俊潔 岡山
5 A2 小原丈一郎 青森
6 5 A2 晝田宗一郎 岡山
7 S2 小原佑太 青森
8 6 A2 後藤悠 岩手
9 A2 伊藤颯馬 沖縄

先頭から高橋-朝倉-伊藤のライン、地元岡山の晝田-城戸のラインの順で並び、その後ろは単騎の外田、小原(佑)、小原(丈)、後藤が続く。

先頭誘導員が離脱の直前に小原(丈)が動き出し、そのさらに前を岡山勢晝田・城戸が取ったところで残り1周回となる。

先頭から晝田・城戸の岡山勢、小原(丈)、車間を開けて高橋と続いていたが、残り半周に差し掛かったところで高橋がまくり、それに朝倉、伊藤が続き、外から小原(佑)が並ぶ。

最終ストレートに差し掛かり、先頭は高橋。その番手の朝倉は前に出ようとする小原(佑)を牽制する。最後の最後で朝倉が追い込み、1着を勝ち取った。2着は高橋、3着は小原佑太。

S級の3選手で1〜3選手が決まった結果となった。

朝倉「自分のやれることをやれた」