男子
男子マディソンには16チームが出場。日本からは橋本英也と今村駿介がペアとなり出走した。
ニュージーランドチーム(アーロン・ゲイト/キャンベル・スチュワート)とオーストラリアチーム(キャメロン・マイヤー/キーランド・オブライエン)が優勝候補筆頭と言われていたレースは、レース前の下馬評通りに2チームが他のチームを圧倒する。
だがその2チームの中でも異次元の走りを見せたのはニュージーランドチーム。20回あるポイント周回のうち、14回ポイントを獲得しただけでも驚きの走りだが、更にはメインとなる集団を4回も1周追い抜きしてしまう。その結果、最終的には129ポイントを獲得したニュージーランドが優勝。
唯一の対抗勢力となったオーストラリアが87ポイントで2位。3位には57ポイントを獲得したイタリアとなった。日本は終盤に11ポイントを獲得して全体の10位でフィニッシュした。
そして200周回をロケットのように走り抜けた選手たちだが、このレースは51分41秒間続き、平均速度は驚異の58,040kmを記録した。この凄さは番外編にてご紹介させていただく。