決勝:小林優香の銅メダル
小林は準決勝を3着で勝ち上がり、決勝へ進出。
勝ち進んだメンバーは以下の通り。リー・ワイジーの走りを見ようと、満席の観客は盛り上がりを見せる。
バソワ(ウクライナ)
イ・ヘジン(韓国)
リー・ワイジー(李慧詩:香港)
小林優香
ブラスペニンクス(オランダ)
ヒンツェ(ドイツ)
並びは小林、イ・ヘジン、バソワ、リー、ヒンツェ、ブラスペニンクスとなってレースが進む。
残り3周を前にヒンツェとブラスペニンクスが前に上がり、ペーサー退避のタイミングとなる残り3周時点で2人に反応したイ・へジンが小林をかわして先頭へ。
内側にイ・ヘジン、続いて小林、外側にヒンツェとブラスペニンクスとなり、バソワ、リーが5、6番手となる。
更に残り2周時点では前に出きったヒンツェが先頭。横にはブラスペニンクスがいるため、小林は逃げ場がないような状態に。
残り1周となり世界チャンピオンのリーが大外から仕掛けると、小林も加速するが外に道は無く、内側で活路を探す。
残り半周で小林の後ろからはバソワが内側の空いたスペースに潜り込むと、そのまま最終ストレートへ。塊となってフィニッシュラインへと流れ込んだ選手たち。
1着はヒンツェを交わして先着したイ・へジン(韓国)、2着は最終周回で内側抜け出したバソワ(ウクライナ)、3着には小林が入った。
優勝はイ・へジン(韓国)、2位はバソワ(ウクライナ)、そして表彰台の最後のスポットはこの大会が今シーズンのワールドカップに初参戦となった小林優香。
小林優香インタビュー
悔しい気持ちが強いです。金メダルを狙っている中で、内側に詰まっての銅メダルになってしまったので悔しいです。次はレースの組み立てをもう一度見直し、来週から始まるニュージーランドでのレースで金メダルを獲りたいと思います。