本日11月24日に最終日を迎えた第61回朝日新聞社杯 競輪祭。最終12R決勝戦を松浦悠士が制し、年末のKEIRINグランプリへの出場権を手にした。このレースの終了で年末に立川競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2019に出場する選手が決定した。

7Rではナショナルチーム松井宏佑が出走、1着

最終レースの前に・・・7Rにはトラックナショナルチームから松井宏佑が出走し、1着となった。

8番手、後ろからのスタートだったが、ペーサー離脱後まもなく先頭へ出て、同県の先輩である4番桐山敬太郎がその番手につく。

残り1周、後ろから上がってきた1番小松崎大地を番手の桐山がブロック。小松崎が失速して下がっていくと次は3番鈴木竜士が上がってきたが、それも桐山がブロック。

2人のコンビネーション、そして松井のナショナルチーム仕込みの走りが結果を生み、松井が1着、桐山は3着に入った。2着は鈴木。

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最終12レース レースレポート

決勝に進んだのは以下のメンバー。

1 1 S1 松浦悠士 広島/98期
2 2 S1 和田健太郎 千葉/87期
3 3 SS 平原康多 埼玉/87期
4 4 S1 吉田拓矢 茨城/107期
5 SS 清水裕友 山口/105期
5 6 S1 柏野智典 岡山/88期
7 S1 木暮安由 群馬/92期
6 8 S1 坂口晃輔 三重/95期
9 S1 諸橋愛 新潟/79期

先頭から清水、松浦、柏野、和田、吉田、平原、諸橋、坂口、木暮の順で進み、ペーサー離脱の直前で清水は後ろにプレッシャーをかけ、ペーサーとの車間が開いたところでペーサー離脱。

ペーサー離脱後まもなく吉田が前に出て、その後ろに平原がついてくる。先頭から吉田、2番手は内側に清水、外に平原、3番手内側に松浦、外に諸橋の状態で最終周へ突入する。しかし残り3/4周のタイミングで内側の清水にブロックされ、平原はあえなく後方へ。

残り半周、清水と松浦の中国ラインが加速を始める。吉田を完全に追い抜き、清水と松浦の後ろには諸橋、和田が続く。和田が外から諸橋に並ぼうとするが、諸橋のブロックで和田は後方へ下がる。

そして突入した最終ストレート、先頭の清水と松浦の間には車間が空いていたが、最後にその距離を一気に縮めた松浦が1着となった。2着は清水、3着は諸橋。

松浦コメント・KEIRINグランプリ出場選手一覧