女子ケイリン2回戦
続く2回戦、メンバーはグロ(フランス)、クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)、シュメレバ(ロシア)、カルボ(スペイン)、ポドマー(ニュージーランド)、そして日本の小林優香。有力選手たちが集まったレースは上位3名が決勝へ、その他は7-12位決定戦へとまわる。
レースが残り3周を切り、1回戦と同様に小林が先頭へ躍り出ると、後ろが一旦牽制し合い、小林との車間が空く。いったんレース展開は落ち着くも、残り2周を切ると、フォーゲルを中心に後続のスピードが徐々に加速。最終コーナー前で小林がとらえられてしまう。
結果は1着がグロ、2着がフォーゲル、3着にシュメレバ。小林は積極的にレースを展開するものの、4着となり7-12位決定戦まわりとなった。
女子ケイリン2回戦1組 結果
順位 | チーム | 名前 | タイム |
1 | フランス | GROS Mathilde | |
2 | ドイツ | VOGEL Kristina | +0.046 |
3 | ロシア | SHMELEVA Daria | +0.130 |
4 | 日本 | 小林優香 | +0.391 |
5 | スペイン | CALVO BARBERO Tania | +0.393 |
6 | ニュージーランド | PODMORE Olivia | +0.724 |
7-12位決定戦
小林の7-12位決定戦は先日ガールズケイリンにも出場をしていたロリーヌ・ファンリーセン(オランダ)、2010年の世界チャンピオンのクルペツカイテ(リトアニア)を含む6人。
小林はここまでのレース運びと異なり、最後の1周あたりで外から駆け上がる。一気にトップへ躍り出ると、そのままフィニッシュラインを1着で通過し、最終7位となった。
女子ケイリン7-12位決定戦 結果
順位 | チーム | 名前 | タイム |
7 | 日本 | 小林優香 | |
8 | MATRIX PRO CYCLING | VAN RIESSEN Laurine | +0.125 |
9 | チェコ | KANKOVSKA Sara | +0.134 |
10 | スペイン | CALVO BARBERO Tania | +0.293 |
11 | リトアニア | KRUPECKAITE Simona | +0.734 |
12 | ニュージーランド | PODMORE Olivia | +1.024 |
小林優香選手コメント
2回戦はコンディションの持っていきかたが悪かったりして、焦った部分があったので、決定戦では集中して踏み込むタイミングを間違わないようにして走りました。結局順位決定戦でも焦ったので、そこはまだまだだなと思います。
決勝に上がれなかった悔しさはありますが、順位決定戦は勝てると自信を持つことができました。本当は表彰台を狙っていたのですが、今回7位。次のマンチェスターの第2戦につなげたいと思います。
女子ケイリン決勝
決勝に進んだのはグロ、フォーゲル、シュメレバ、モートン、ブラスペニンクス(オランダ)、バソワの6人。
決勝は最後尾から勢いをつけたフォーゲルが圧巻の走りを見せて、優勝を果たした。フォーゲルはこの大会チームスプリント・スプリント・そしてケイリンを制して3冠。マンチェスター大会に弾みをつける結果となった。
クリスティーナ・フォーゲル選手コメント
調子は凄く良いですね。後ろから捲くって勝ちました。私は捲くって勝つのが一番得意です。ステファニー・モートンが上手く私の後輪に付いたのですが、1回トップに立ったら抜かれたくなかったので、先頭ではフルパワーで踏み込みました。勝てて良かったです。
女子ケイリン決勝
順位 | チーム | 名前 | タイム |
1 | ドイツ | VOGEL Kristina | |
2 | ロシア | SHMELEVA Daria | +0.067 |
3 | オーストラリア | MORTON Stephanie | +0.196 |
4 | オランダ | BRASPENNINCX Shanne | +0.203 |
6 | フランス | CALVO BARBERO Tania | DNF |
6 | ウクライナ | BASOVA Liubov | DNF |