台風による順延というアクシデントもあったが、『第28回寬仁親王牌 世界選手権記念トーナメント』は本日10月15日に無事に最終日を迎えた。

最終12レース 出走表

決勝に進んだ選手は下記の通り。

枠番 車番 級班 選手名 府県 期別/年齢
1 1 SS 三谷竜生 奈良 101/32
2 2 SS 清水裕友 山口 105/24
3 3 S1 木暮安由 群馬 92/34
4 4 S1 和田健太郎 千葉 87/38
5 SS 村上博幸 京都 86/40
5 6 S1 小松崎大地 福島 99/37
7 S1 中川誠一郎 熊本 85/40
6 8 S1 園田匠 福岡 87/38
9 SS 浅井康太 三重 90/35

レースレポート

スタートを取ったのは6番車の小松崎。小松崎・和田の東日本ラインの後ろには三谷・村上の近畿ライン、単騎で臨む地元の木暮はその後ろ。そして唯一ラインで3人を揃えた西日本ライン(清水・中川・園田)が後方につけ、もう一人の単騎である浅井は清水が率いる西日本の後ろにつける。

誘導員離脱のタイミングに合わせて動きを見せたのは2番車の清水。ラインを組む中川・園田を連れて上昇。それをマークしていた浅井も共に前へ。先頭につけていた小松崎は清水を前に迎え入れるも中川の横で止まり、清水の後ろを小松崎と中川が競り合う形になる。

ラスト1周半で仕掛けたのは三谷・村上の近畿ライン。後方から仕掛け先頭に躍り出ると、そのまま逃げの体制に。

近畿の仕掛けに飛びついた清水の後ろでは、外側で並走している中川を抑え小松崎が4番手を奪取。ハイペースで先行する三谷を先頭に、一列棒状のまま最終周回へ。

清水、浅井が捲りに行く素振りを見せるも、誰も近畿の2名に並ぶことが出来ない。

三谷先行のまま最終直線に入ると、三谷の番手につけていた村上が発進。外からは清水、小松崎、和田らが追い込むも届かず。三谷との完璧な連携を見せた村上博幸が寬仁親王牌を制した。逃げて粘った三谷も2着に食い込んだ。

「年齢的にも気を抜けない、年末まで日々精進」