2019年10月11日(金)〜14日(月・祝)の開催予定だったが、台風のため15日が決勝に変更となった第28回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)。本日10日(木)は前橋競輪場にて前検が行われた。初日の第10、11、12レースに出る選手たちの意気込みをインタビュー。

『特別選抜予選』(10/11 第10レース)

車番 級班 氏名 年齢 府県/期別
1 S1 中川誠一郎 40 熊本/85期
2 S1 新山響平 25 青森/107期
3 S1 松谷秀幸 36 神奈川/96期
4 S1 鈴木竜士 25 茨城/107期
5 S1 佐藤慎太郎 42 福島/78期
6 S2 蕗澤鴻太郎 24 群馬/111期
7 S1 和田真久留 28 神奈川/99期
8 S1 佐藤博紀 34 岩手/96期
9 S1 松浦悠士 28 広島/98期

中川誠一郎


松阪から約3週間空きましたが、競技の手伝いをしたり、トレーニングもしました。

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疲れはさほどありません。この後競輪祭もありますので、そこに向かって調整している感じです。前橋バンクは自分に合ってる方かと思います。明日は迷惑にならないなら松浦選手の後ろに付かせてもらおうかなと(笑)松浦選手に任せるのは2回目ですね。

新山響平

Q:競技の手応えは?

ジャパントラックカップは全然通用しない感じで、悔しかったです。全日本トラックでは、今年中にハロンで10秒切りたいと思っていて、意外に早く切れたので自信になりました。

Q:競技と競輪との兼ね合いの部分はどうですか?

そんなに難しく考えてないです。詰まったところで行くとか、そういうタイミングは一緒かなあと思うので。レースを走ってないとレース勘が鈍るので、こっちでも走らせてもらえるのはありがたいです。

平では最終日2周で逃げ切れると思ったんですがダメだったので、そこは修正して頑張りたいです。前橋バンクは走りやすいバンクですね。普段も競技でドームで走っていますし、似たような感覚で走れると思います。明日は3車でラインの長さを活かして、積極的に走りたいです。
今回は決勝に乗って、自分の競争で優勝できるように頑張ります。

松谷秀幸


前橋バンクは成績もいいですし、走りやすいバンクです。明日10Rは和田選手に任せて走ります。

鈴木竜士

ここに向けて特別に何かやったということはなく、相変わらず調子も悪くはないです。前橋バンクは今年の3月にも走っています。すごくスピードが出はしますが、苦手ではないです。明日10Rは蕗澤選手の番手で走ります。一緒に走るのは初めてですが、頑張ります。

佐藤慎太郎

予定通りのトレーニングができています。明日は佐藤博紀選手が3番手をしてくれるので、自分が新山選手の番手で走ります。

蕗澤鴻太郎

まさか出られると思ってなかったので、決まった時には「よっしゃ!」という気持ちでした。初のGⅠ、しかも地元ですので、今日はかなり緊張しています。先行で取れるように頑張りたいです。

和田真久留

今の状態は前回よりも上向きだと思います。前橋バンクは走りやすい、得意なバンクだと思っています。明日は松谷選手と走りますが、2人でフィニッシュするのがベストだと思っているので「総力戦」「何でもあり」でやっていきたいと思っています。

佐藤博紀

前回の松戸では初日は失敗しましたが、そこからは良くなっていました。今回までの中一日は一度家に帰って、気持ちをリセットしてから来ました。前橋バンクはスピードが出るので、タイミング次第というところですね。明日10Rは新山選手、佐藤慎太郎選手の後ろで3番手で走ります。

松浦悠士

向日町の開催では初日がかなりよかったんですけど、ちょっと調整ミスというか、合わなかった部分があったんで、今回は向日町の初日くらいに合わせていきたいと思います。そこからの10日間はいつも通りの練習をしてきました。感触はいいです。前橋バンクについて、去年よりはもがける距離が伸びているので、去年よりは戦いやすくなっていると思います。グランプリまで残り2ヶ月、周りの状況は気にせずに自分でしっかり取って決めたいという思いです。

明日の10Rは中川さんがついてくださるので、精一杯頑張ります。

『特別選抜予選』(10/11 第11レース)