「積極的なレースで勝つことができた」梶原悠未

今回最初にメンバーを見たときに、いつもワールドカップで戦ってるメンバーがたくさんいて、そんな中で積極的なレースで勝つことができてとても嬉しいです。

Q:戦略的にはどういうことを考えていましたか?

普段一緒に戦ってるメンバーなので、それぞれの強みを分かった上で戦略を立てることができました。ニュージーランドの選手たちは持久力に長けているので、逃してしまって後から自分が追う展開にならないよう、積極的に先行していきました。

Q:4種目のうちどれに重点を置いていましたか?

どの種目もちゃんと走り方を決めて、イメージをして臨んでいました。きつかったのは1種目目と3種目目です。

Q:昨年のシーズンから今までのトレーニングの成果は?

世界選手権で悔しい思いをして、そこから6ヶ月トレーニングをしっかりしてきました。しっかり力をつけているという自信を持つことができました。

Q:単に「勝つ」のではなく、最後まで攻め続ける戦い方だったことが印象的でしたが。

世界にはもっと強い選手がいるので、今シーズンのワールドカップや世界選手権で表彰台に立てるように、今日は自分自身を追い込むレースを心がけました。

Q:レースのスケジュールは過酷だったと思いますが、どうですか?

オムニアムを3時間でこなすというのもあり、とても長い一日だったと思います。チームメートと1種目終わるごとに「今どこまで終わった?」という会話をしていました。皆で盛り上げて乗り切りました。

でもオムニアムを3時間でこなすというのは東京オリンピックの本番と同じですから、いい練習になったと思います。

来年の本番は今回の何百倍もレベルが高いと思うので、持久力等をもっと鍛えていきたいです。