注目の選手
男女ともに世界選手権並のラインナップ
短距離男子は今年も「え?ワールドカップ?」と思いたくなる選手ラインナップだ。現時点でのエントリーリストには、マシュー・グレーツァー、ジョセフ・トルーマン、テオ・ボスといった競輪の短期登録勢に加え、オーストラリアのネイサン・ハート、リトアニアのバシリー・レンデル、イギリスのライアン・オーウェン、フィリップ・ヒンデス、ジャック・カーリンとワールドカップ第0.5戦とも言えるような強豪が名を連ねた。
さらに、ロシア、ドイツチームの名前が無い・・・つまりこのリストへ更に強豪選手たちの名前が加わるということだろう。
さて短距離女子へ目を向けてみよう。まず真っ先に注目選手として挙げられるのは、ケイリン&スプリントでダブル世界チャンピオンの香港リー・ワイジー。そのリー・ワイジーと双璧をなす強豪はオーストラリアのステファニー・モートン。
そのモートンと共にチームスプリントで世界選手権を優勝したカーリー・マカラクも要注目。リトアニアからは先日のロシア3連戦で日本選手と優勝争いをしたシモーナ・クルペツカイテ、ミグレ・マロザイテも参戦だ。
もちろん日本チームの短距離勢はA代表が勢揃いして海外勢を迎撃する。現在はB代表ながらもモスクワグランプリのケイリンで、鮮烈な海外デビュー戦優勝を飾った松井宏佑もエントリー。太田りゆの名前は無いが、後ほどチームブリヂストンサイクリングからエントリーされるだろう。
中長距離はマディソンが激アツ
中長距離の要注目種目は男子マディソン!昨シーズンのワールドカップ第5戦で尋常ではない強さをみせつけた、ニュージーランド(キャンベル・スチュワート&トマス・セクストン)がエントリー。さらにオーストラリア(レイ・ハワード&キャメロン・スコット)もワールドカップでメダル常連選手。日本チームのエントリー情報は見えていないが、どの様な布陣で迎え撃つのか楽しみだ。
女子選手のエントリーリストを見ると、ベルギーからロッテ・コペツキー、ジョリエン・ドールというワールドカップ第5戦で圧倒的な優勝を果たしたメンバーでマディソンへエントリー。コペツキーはオムニアムへも出場予定。
なお日本から出場するチームの名前/選手は現時点のリストにフルで載っているわけではないとのこと。今後追加される予定なので、続報を待とう!
UCI JAPAN TRACK CUP I
UCI JAPAN TRACK CUP Ⅱ
2019ジャパントラックカップⅠ・Ⅱ開催概要
開催日:2019年8月23〜25日
会場:JKA250(日本競輪選手養成所内)※観戦不可
2019 JAPAN TRACK CUP Ⅰ
※スケジュールは暫定
8月23日(金)8:30〜21:00
男女エリート:スプリント、ケイリン、オムニアム、マディソン
男女ジュニア:スクラッチ
JAPAN TRACK CUP Ⅱ
8月24日(土)9:30〜18:00
8月25日(日)9:30〜18:00
男女エリート:スプリント、ケイリン、オムニアム、マディソン
男女ジュニア:ポイントレース、ケイリン