日本自転車競技連盟より2020東京オリンピックの自転車競技トラック種目の選手選考基準が発表された。

選考過程では「最も競争力のある選手のみが選出され、最大数のメダルを獲得すること」が目的とされている。2020年4月1日までに候補選手が、そして同年5月1日までに最終選考選手が発表される。

ざっくりまとめると「これから始まる2019-2020シーズンの世界選手権&トラックワールドカップの結果でオリンピック出場選手を決定する」という内容。

以下は詳細となる:

短距離種目 選考基準

ケイリン

・2020トラック世界選手権ケイリン種目において最高の成績を収めた者
・2019-2020シーズンのトラックワールドカップケイリン種目において最高の成績を収めた者

スプリント

・2020トラック世界選手権スプリント種目において最高の成績を収めた者
・2019-2020シーズンのトラックワールドカップスプリント種目において最高の成績を収めた者

※スプリントとケイリンでそれぞれ参加枠を一つずつ獲得した場合、ナショナルコーチの意見をもとにトラック委員会においてメダル獲得の可能性が高い種目が選考され、仮に両種目が同じ可能性を持っていると判断された際はケイリン種目が優先される。

チームスプリント

第1走者:2020トラック世界選手権及び2019-2020シーズンのトラックワールドカップにおける結果とパフォーマンス

第2走者及び第3走者:他種目(補欠選手を含む)で既に選考されている選手の中から選考する

※2020トラック世界選手権または2019-2020シーズンのトラックワールドカップの結果から、ナショナルコーチの意見をもとにトラック委員会が2020東京オリンピックのチームスプリントにおけるメダル獲得の潜在的な可能性が見通せないと判断した際は、チームスプリントの選手選考優先順位は個別の種目(ケイリン・チームスプリント)でメダルの可能性がある選手に与えられる。

中長距離種目 選考基準