決勝
決勝まで勝ち上がってきたのは、下馬評通りのモートンとリー・ワイジー(李慧詩)。レースは最大3本で2本先取した方が勝ちとなる。1本目をモートンが逃げて、リー・ワイジー(李慧詩)が差しきり先取。
勝負の決する2本目はリー・ワイジー(李慧詩)が前、モートンが後ろでスタート。
残り2周を切り、モートンが一気にスピードを上げ、逃げ切りを狙う。
しかし、今シーズンを通して圧巻のスプリント力を見せているリー・ワイジー(李慧詩)があっという間に後ろへ迫る。
最終コーナーを抜け、リー・ワイジー(李慧詩)がモートンを差し切り、ゴール線前で勝敗は決した。ストレートでモートンを下し、スプリント女王クリスティーナ・フォーゲルのいない「空位の座」を得たのはリー・ワイジー(李慧詩)であった。
3位決定戦はマチルド・グロ(フランス)対リー ソフィー・フリードリヒ(ドイツ)。この勝負をストレートでグロが制し、銅メダルを獲得した。