『世界選手権トラック2019』3日目に行われる女子オムニアムへ日本代表として出場するのは、日本女子中長距離チームのエース、梶原悠未。今シーズンはワールドカップ第5戦で銅メダルを獲得するなど、世界トップとの差を着実に縮めてきている。

Q:緊張はありますか?

少し緊張はしています。ただ、身体の調子は良いですし、準備をしてきたので自信はあります。

Q:ご自身にとっての、この世界選手権の意味は?

東京オリンピックに向けて、今年メダルを獲得できなければオリンピックでメダルを獲得するということは語れないと思っています。ですので、表彰台に上がって世界に自分の実力をアピールできるように戦っていきたいと思っています。

Q:トレーニングで重要視した部分、どのようなレースを?

スピードで最初の3種目を上位で終えること、そして最後のポイントレースでラップ(集団を1周追い抜くこと)をできるような能力を高めてきました。強化してきた部分、自分の強みをレースで発揮できるようにしていきたいと思います。

Point Race/ Women's Omnium / Track Cycling World Cup V / Cambridge, New Zealand

Q:ここまでのワールドカップの戦いを振り返ると?

今シーズンは(オリンピックへのレースが始まったので)昨シーズンよりもレベルが上がっています。ですのでワールドカップの金メダル獲得という目標を達成できませんでした。銅メダルは獲りましたが、レベルが高い中ではまだまだ戦えていない状態です。でも世界選手権では自信を持って走りたいです。

Tempo Race / Women's Omnium / Track Cycling World Cup V / Cambridge, New Zealand

Q:今回も世界の強豪が顔を揃えていますね。

ローラ・ケニー(イギリス)選手、キルステン・ウィルト(オランダ)選手、ジェニファー・バレンテ(アメリカ)選手たちは表彰台が確実と思える位、圧倒的なスピードを持っています。でもそこに自分の武器で食い込んでいけるようにしたいです。今までは憧れの選手でしたが、ライバル選手になれるように戦っていきたいです。

Laura Kenny (GBR)

Laura Kenny (GBR)

Kirstin Wild

ウィルトは既に今大会のスクラッチレースで銀メダルを獲得

2018 Japan Track Cup 2 - WE Omnium

Jennifer Valente (USA)

梶原選手のレースはSPEEDチャンネルで生中継予定(エリミネーション/ポイントレースのみ)!果たして結果や如何に!!?