新田祐大が銀メダルを獲得。そして2019年度の短期登録選手制度で来日が決定しているマティエス・ブフリ(オランダ)が金、シュテファン・ボティシャー(ドイツ)が銅メダルを獲得した、2月28日にポーランドで行われた『世界選手権トラック2019』男子ケイリン。日本代表として河端朋之、脇本雄太も出場したこの種目、各レース内容を詳細レポート。
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1回戦
最も注目度が高い種目の一つ「男子ケイリン」、この世界選手権においてはワールドカップと異なる勝ち上がり方式となっている。1回戦(2着上がり)→(敗者復活戦)→準々決勝(4着上がり)→準決勝(3着上がり)→決勝とレースが行われた。
日本からはワールドカップ第1戦で優勝した脇本雄太、第5戦で銅メダルを獲得した新田祐大、そして去年日本人選手として25年ぶりに世界選手権でメダル(銀)を獲得した河端朋之が出場。
対する海外勢はワールドカップ第3、4戦で金メダルを獲得したマティエス・ブフリ、第6戦で優勝したテオ・ボス。去年のスプリントの覇者となったマシュー・グレーツァーなどが出場した。出場選手は全28人。
脇本が1着、新田が2着で2回戦へと勝ち上がりを決めるも、河端は1回戦を最下位として敗者復活戦となる。