本日より遂に始まる『世界選手権トラック2019』では、まずは男女のチームパシュート予選が最初のプログラム。そこで、チームパシュートの日本チームにおいて鍵となる、男子チームの支柱、近谷涼&女子のムードメーカー古山稀絵の両選手へ、直前の意気込みを聞かせてもらった。

「皆の士気は高まっている」近谷涼

近谷涼

Q:今のお気持ちはいかがでしょうか?

緊張感はありますが、後はもう「やってやるぞ」というか、ワクワクしています。

Q:ワールドカップが終わってからもオーストラリアで合宿していましたが、調整はどうでしたか?

最後の方は本番を想定した練習をしていました。3kmの練習だったのですが過去最高のタイムが出ているので、皆の士気も高まっています。

Q:今シーズンを振り返ると?

僕たちのシーズンは第2戦からでした。第2戦のカナダでは結果が良くなく、チームの士気が下がっていましたが、第5戦、第6戦では少し繋げることが出来たかなと思っています。

世界選手権で予選を突破し、1回戦で少しでも上の順位で終われれば、まだ東京オリンピックへの道は繋がると信じてやってきたので、今チームはモチベーションが高い状態で維持出来ていると思います。

Q:ここが正念場でしょうか?

そうですね。背水の陣というか、ここが全てだと思ってやってきていますので、この大会に懸ける思いは凄く高いと思います。

Q:タイムの目標は?

当日のバンクコンディションによるとは思いますが、目標は3分55秒~57秒で練習してきました。そのタイムであれば予選突破は出来ると思っています。

Q:そのタイムを出す鍵はなんでしょう?

僕は4人の気持ちを大事にしています。レースになると普段出せない力が出せる部分があるので、4人が強い気持ちを出して走ることが出来れば、自ずとタイムは出ると思っています。良いイメージを持って今は日々を過ごしています。


古山「仲間を信じ、チームを信じ」