1月25日に香港で行われた『2018-19トラックワールドカップ第6戦』男子チームスプリントにて、日本チーム(雨谷一樹/新田祐大/深谷知広)が銀メダルを獲得。ワールドカップの男子チームスプリントにおけるメダル獲得は2012年以来、7年ぶり。
オリンピック出場枠へ重要な種目
『2018-19トラックワールドカップ第6戦』が香港で実施されている。大会2日目には男子チームスプリントが行われ、日本は雨谷一樹/新田祐大/深谷知広が出場した。今回のエントリーは全16チーム。ワールドカップ最終戦を迎え、ナショナルチームのトップメンバーを揃えて挑む日本チームにとって、是が非でもポイントを稼ぎたい種目だ。
この種目は3人1組でトラック3周を走り、フィニッシュタイムを競う競技。レースは予選(上位8チームが次のレースへ)→1回戦→決勝/メダル決定戦と最大3回まで走る。
予選
日本チームは予選の2番目に出走。
先に走ったオーストラリアチームが44秒343の記録を出しており、暫定トップを塗り替えるにはこの記録が目標となる。
カウントダウンの後スタートした日本チームは、最初の1周を雨谷が17秒840のタイムで走り、新田と交代する。
続く新田は30秒962のタイムで最終走者の深谷と交代。
最後は深谷が44秒495でフィニッシュし、僅差でオーストラリアには届かない結果となった。
その後は日本チームを上回るタイムで走るチームはなく、日本は予選を2位として1回戦へと駒を進めることに成功した。
男子チームスプリント予選結果
1位)オーストラリア 44秒343
2位)日本 44秒495
3位)ロシア 44秒509