第3種目:エリミネーション
2周に1回、最後尾の選手がレースから「除外」されていくエリミネーション。最後まで残った選手が勝ちとなる。
序盤に強豪のバルサモ(イタリア)が落車し、棄権するなどアクシデントが発生。その後も落車が続き、レースが一旦ニュートラル(勝負をせずにスピードを落として徐行)になるなど、厳しいレースの中、梶原は最後の5人に生き残る。
一人一人減っていくサバイバルレースの中、残ったのは日本の梶原、エドモンソン(オーストラリア)、ベバレッジ(カナダ)、ピクリク(ポーランド)、そしてコペツキー(ベルギー)。
ここまでの2種目で警戒されたのか、残った選手たちが梶原の動向をチラチラ見ながらレースが進む。5人の中から最初に除外されたのはピクリク(ポーランド)、そして次の除外周回ではベバレッジ(カナダ)。3人にまで減ったレースは先頭にコペツキー、梶原、そしてエドモンソンの順番でレースが展開される。
執拗に梶原をチェックするコペツキー、しかし除外周回で梶原とエドモンソンがコペツキーをかわしていく。
最後の2人となった梶原とエドモンソン。最終周回に入ると梶原が前、エドモンソンが後ろで2コーナーの上の方へゆっくりと上がった二人。トラックの傾斜を利用して一気に後ろからスピードを上げて梶原をエドモンソンが突き放し、最後はエドモンソンの勝利。
この種目1位はエドモンソン、2位に梶原、3位にコペツキーという結果となった。