1月13日にインドネシア・ジャカルタで開催された『アジア選手権トラック2019』最終日、男子マディソン橋本英也窪木一茂ペアが銅メダルを獲得。優勝は2位の中国へ倍近いポイント差をつけた韓国。

オリンピックへ向けた重要な一戦

『アジア選手権トラック2019』は男子マディソンでワールドカップへ出場をしていない日本にとって、オリンピック出場枠に繋がるポイントを大量獲得する絶好のチャンスとなる大会だ。このアジア選手権で勝てば“大陸チャンピオン枠”で世界選手権へ出場が可能となる大事な1戦。

日本から出場したのは橋本英也と窪木一茂の2人。対するライバルチームは中国、香港、韓国など。出場は全12チーム、計24人。距離はトラック160周40kmで争われた。

(スタート直前、スクリーンでは何故か日本が2チーム出ている事になっていた・・・)

中盤の失敗

日本の2人は序盤こそ香港、韓国、日本、イランを中心にポイントを獲得しながら上手くレースを運んでくものの、中盤に大きな失敗をしてしまう。

残り80周を前に韓国のアタックに反応せず集団から単独で逃がしてしまうと、その後に韓国が中国と共闘しながら日本を含めたメイン集団との距離を半周程度に保ちつつ、レースが進む。

先頭の2チームは半周程度の距離を保ったまま集団を追い抜くことはせずに、残り70周から30周まで淡々とポイントを獲得していく。

追いすがるメイン集団