日本の『アジア選手権トラック2019』男子チームが優勝の立役者となった深谷知広。大逆転を果たしたレースについて、表彰前の待機時間に突撃インタビュー!レース後はインスタグラムでライブ配信をしていましたが、皆さんは観ていましたか?
Q:おめでとうございます。
ありがとうございます。ちょっと一通り挨拶に行ってきます。
(表彰前だったので、2位の中国、3位のマレーシアの全員の選手たちと筋骨隆々の男たちが熱い握手を交わす)
Q:さて、改めておめでとうございます。結果は最後に大逆転を果たしましたが、状況は見えていましたか?
いや、何も見えていないです。前のスピードをもらったので、そのスピードをキープするように。たぶん今日は凄くスムーズな走りだったので良かったです。前回のワールドカップ・ベルリン大会の反省を活かせたのかなと思います。
Q:その反省とは?
ベルリンでは車間を空けて走っていたら、そのまま脚を消耗してしまいました。今回はしっかり自分の番まで余裕を持たせるよう、新田選手の後ろにピッタリと付いていきました。
Q:今回は決勝の1本だけでしたが、難しさはありましたか?
予選を走り、身体が温まっている2人がいたので不安はありました。ただ自分が一番フレッシュな状態だと思ってプラスには考えるようにしていました。
Q:優勝はしたものの、タイムは44秒台でした。その点は?
まあ最低限43秒台で走らなければいけませんし、そのタイムをいつでも出せないといけないと思っています。まあその辺りはしっかり、これからやっていかなければいけませんね。
と優勝の立役者は表彰式の後すぐにドーピング検査へ呼ばれ・・・・・・・
Q:時間掛かりますよね?
いや、すぐだと思いますよ。いつもレース前はトイレに行かないようにしているので。
Q:それはルーティーンというか、レース準備の中の一部ですか?
そうですね。ホルモン的にも良いというか、日本の競輪を走る時も競技を走る時もトイレには行かないんです。
だからドーピング検査があっても早く帰れます♪という感じの顔でした。自分の中のルーティーンを持つ選手が多いが、深谷選手の意外なルーティーンが判明した、めでたい夜のインタビューでした。