2026年6月16日(火)から、大阪・岸和田競輪場で開幕した『第77回高松宮記念杯競輪』。
前日の夜まで降り続いた雨も止み、梅雨晴れとなった岸和田競輪場。6日間の熱戦を経て、ついに決勝の舞台を迎えた。
6月21日(日)に行われた決勝を制したのは、古性優作。終盤に落車が相次ぐ波乱のレースを制し、ダービーに続いて、今シーズン2つめのG1タイトルを連勝で手にした。
レースの模様をレポートする。
第77回高松宮記念杯競輪 決勝 12R
発走予定 16:30
| 枠番 | 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
| 1 | 1 | 郡司浩平 | 神奈川/99期 |
| 2 | 2 | 古性優作 | 大阪/100期 |
| 3 | 3 | 犬伏湧也 | 徳島/119期 |
| 4 | 4 | 山田庸平 | 佐賀/94期 |
| 5 | 眞杉匠 | 栃木/113期 | |
| 5 | 6 | 簗田一輝 | 静岡/107期 |
| 7 | 新山響平 | 青森/107期 | |
| 6 | 8 | 河端朋之 | 岡山/95期 |
| 9 | 寺崎浩平 | 福井/117期 |
レースレポート
号砲とともに前を取りにいったのは郡司(白)、古性(黒)、河端(桃)の3人。郡司が先頭を取り、隊列が組まれていく。
郡司の後ろに簗田(緑)、寺崎(紫)-古性の近畿勢、山田(青)、犬伏(赤)-河端(桃)の中四国勢、眞杉(黄)、新山(橙)と続き、周回が進む。
残り2周半。後方からレースを動かしていったのは犬伏。河端、眞杉を連れ、前方に進出し、残り2周に入ったところで先頭に立つ。
残り1周半、打鐘前のタイミングで寺崎が強烈な踏み込みでスピードを上げると、一気に先頭へ。
ラインを組む古性がその後ろを固めると、隊列は縦に長く伸びたまま、勝負の最終周に入る。
後続がなかなか仕掛けられないまま3コーナーへ。ここで外から犬伏が仕掛けにいくも、古性が牽制し、前に出させない。
その内側をさらに郡司が突くが、またしても古性が塞いでいく。4コーナーで後続がもつれるなかで、郡司が落車するアクシデントが発生。
最終ストレートに入り、古性が番手から踏み込み、寺崎と並ぶ。さらに、その間を後続の混乱を縫うように伸びてきた簗田が割り込んでいく。
古性が頭ひとつ抜け出たフィニッシュ直前。2着を争う簗田と寺崎に接触があり、寺崎が転倒。そのまま古性が1着でフィニッシュラインを通過。
地元開催のG1レースを制し、ダービーに続いてG1連勝を果たした。
2着には簗田、3着は少し離れて犬伏となった。
お互いに信頼する近畿の絆。だからこそ笑顔のない優勝に
準決勝を終えた後、古性は何度も「寺崎くんを信頼しているので」と語り、互いの信頼関係のもとワンツーフィニッシュを目指していた。それだけに、フィニッシュ直前の寺崎の落車は古性にとっても胸が痛む展開となった。
インタビューでも語られているが、ここまで近畿勢としてG1の舞台を共に戦ってきた寺崎の存在には強い想いがあった。地元でのG1優勝、そしてG1連勝を飾った古性だったが、レース後の表情に笑顔はなく、悔しさをにじませていた。
競走結果
| 着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
| 1 | 2 | 古性優作 | 11.4 | 差し | |||
| 2 | 6 | 簗田一輝 | 1/2車身 | 10.9 | 差し | ||
| 3 | 3 | 犬伏湧也 | 2車身 | 11.5 | |||
| 4 | 9 | 寺崎浩平 | 3/4車身 | 11.9 | HB | 落滑入 | |
| 5 | 5 | 眞杉匠 | 3/4車輪 | 11.4 | |||
| 6 | 4 | 山田庸平 | 1車身1/2 | 11.8 | 事故入 | ||
| 7 | 7 | 新山響平 | 2車身 | 11.5 | |||
| 8 | 8 | 河端朋之 | 1車身1/2 | 12.0 | |||
| 1 | 郡司浩平 | 落車棄権 |












