いよいよ1月8日から開催される『アジア選手権トラック2019』。これは各種目のアジアNo.1を決める大会であり、優勝すると世界選手権の大陸チャンピオン枠で世界選手権の出場枠が広がる。更にはオリンピックの出場枠に関わるオリンピックポイントが大きく稼げる重要な大会だ。
現地では“勝たねばならない”戦いを前に、リラックスしつつもギラギラと目を輝かせる様子の日本チーム。前後編に分け、レースを直前に控える選手たちの様子を紹介しよう。
前編は深谷知広、雨谷一樹、河端朋之、渡邉一成選手ら短距離男子選手。河端選手のヘルメット焼けが凄い・・・。
深谷知広
Q:ジャカルタには2018年8月のアジア大会ぶり、すぐに戻ってきましたね。この環境はどうでしょうか?
そうですね。走りやすいし、全体的に良いです。
Q:12月のマイアミ合宿、年末年始は伊豆でトレーニングと休み無しかと思いますが、調子はどうでしょうか?
時差も少ないし、環境は良いと思うので、頑張るだけです。
Q:今回の出場種目は?
チームスプリント(3走)とスプリントの予定です。(昨年優勝した)1kmタイムトライアルは出ません。(1kmTTが)最終日なら出たかったのですが、今回はスプリントに集中します。
Q:まだスタートリストも出ていませんが、ライバルは?
スプリントは1対1の戦いなので、対戦になった相手をしっかり倒しにいければと。まあでも日本人同士で決勝戦を走りたいですね。それが一番の理想だと思います。頑張ります。
雨谷一樹
Q:12月のマイアミ合宿はどうでしたか?キツかったですか?
1kmタイムトライアルを走ったり、ロードも周りの皆と同じ時間やらされたりして、前回のマイアミキャンプとは違いキツかったですが、要領は分かっていたので、良いトレーニングができました。
Q:では今回のアジア選手権、雨谷選手は5倍位強くなっていますか(笑)?
ブノワコーチにさせられましたね(笑)5倍とは言いませんが120%位にはなっていると思います。あとは大会で、タイムとしてそれを出せるかどうかですね。チームスプリントの第1走はタイムが全てなので、タイムで証明したいと思います。