遂に始まる『2018-2019トラックワールドカップ第3戦ベルリン大会』。今大会がシーズン初参戦の新田祐大選手、渡邉一成選手、そして女子は小林優香選手にレースへ対する意気込みをインタビューした。

「自信を持って走りたい」新田祐大

新田祐大

出場種目:チームスプリントスプリントケイリン

Q:身体のコンディションはいかがですか?

来る前から時差ボケを心配していたのですが、バッチリです。

Q:オリンピックへの戦い、新田選手にとっては今大会が始まりですが?

しっかりまずは走ること。そして国としてオリンピックの出場権を取ることを重要視して頑張りたいと思います。

Q:身体も精神も成長したと言えますか?

精神的にはまだ走っていないので、何とも言えませんが、身体的には良いタイムを出したり、良いトレーニングができていたので、自分でも期待できると思っています。

第1戦、2戦と脇本選手、河端選手、深谷選手が出ていて、特に脇本選手は優勝という形で成績を残しているので、その辺りを見て良い意味で刺激が入っていますし、僕らの練習を行っていれば世界と戦えるということを証明してくれているので、自信を持って走りたいと思っています。

Q:その脇本選手に負けられないという想いは?

もちろんチームではありますが、ライバルでもあるので、良い意味で刺激し合って、世界のトップとして争えるような、そういう位置にいけるように頑張りたいですね。

Q:このベルリンのトラックを走るのは初めてですか?

はい。ちょっとクセのあるトラックですね。ですが、まあ大丈夫かとは思います。

Q:今大会3種目に出場しますが、それぞれ目標はどうでしょうか?

チームスプリントはアジア大会で出したタイム(43秒899)を上回りたいと思っています。あのタイムを出せれば上位8チームには入れるのではないかと思うので、しっかり予選から良いタイムを出して、3人とも自己ベストで走りたいと思います。

Q:3人で合わせて走ってみると、どうでしょうか?

雨谷選手の進化が凄いので、そこに置いてかれないように頑張っている感じです。

Q:スプリントはどうでしょうか?

対戦形式のレースの数をこなしていないので、予選(200mタイムトライアル)が凄く重要になってきます。予選でどれだけ良いタイムを出せるか、今までの自己ベストは更新できるようにしたいです。

Q:具体的なタイムなどは?

9秒7の前半は出したいですし、できれば9秒6台を出したいと思います。

Q:ケイリンはいかがでしょうか?

自分でレースをする。自分でレースを組み立てて自分の走りができれば、良いレースができるのではないかと思います。まだ僕は表彰台に乗ったことがないので、まずは表彰台に乗れるようにしたいと思います。

「これまでやってきたことを信じて走るだけ」渡邉一成