明日11月30日(現地時間)に開幕を控えた『2018-2019トラックワールドカップ第3戦ベルリン大会』へ向けた公式練習が行われ、世界中から集ったトップライダー達が調整を行った。日本チームの様子を中心にフォトレポート。
会場となるのはベルリンの北東部に位置するVelodrom Berlin。最大客席数12,000を誇る世界最大級のベロドロームは地上に出ている部分はわずかで、大半が地下という造り。スイミングプールも併設された大型のスポーツ複合施設だ。トラック競技以外にも、コンサート会場として使用され、ジャネット・ジャクソンら多くのメジャーアーティストのライブやイベントが開催されている。自転車競技以外の使われ方をすることでベロドロームの施設自体が市民にとって馴染み深い存在となり、結果として自転車競技にも親しみを持ってもらえるのだろう。建て替え予定の千葉競輪場もこうした存在となる事に期待したい。
このVelodrom Berlinでは2020年の東京オリンピック直前に行われる世界選手権開催が決定している。
日本チームからは日本ナショナルチーム、dream SEEKER、JPCが出場。ピットは3チーム同じ場所だ。お隣はトマシュ・バベクのチェコチーム。
Velodrom Berlinはコーナー入り口で急激に角度のつく特徴あるバンク。この特徴を活かせるかで勝敗が決まるのかもしれない。
2018-2019トラックワールドカップ第3戦ベルリン大会は現地時間11月30日に開幕。初日はチームパシュート、チームスプリントの決勝までが行われる予定だ。