平塚競輪場にて開催中の『KEIRINグランプリ2025』シリーズ。
12月29日、出場選手たちの公開練習が実施された。

選手たちがバンクに現れると、本番に聞き紛うほどの声援が。

ファンの前での練習というのは、グランプリならではの瞬間。

9人が一団となって走るシーンが見られたほか、郡司浩平の後ろに古性優作がついたり、嘉永泰斗と眞杉匠が並走したり……選手たちはファンの声に応えながら笑顔で周回をこなす。

選手たちが口々に「良い雰囲気だった」と語るように、来る決戦を前に流れた和やかな時間が印象的であった。

ここからは、公開練習直後の選手たちの声をお届けする。

1番車:郡司浩平

たくさん声掛けてもらえました。こういう良い雰囲気はなかなか味わえないですし、気持ちもだいぶ入ってきたと思います。しっかりと準備して、本番は悔いないように走りたいです。

2番車:寺崎浩平

すごく良い雰囲気で、楽しかったです。指定練習での感触も良かったですし、早く本番が来ないかなという感じです。出し惜しみせず、頑張ります。

3番車:眞杉匠

(公開練習では吉田拓矢選手と体をぶつけ合っていたが)その辺りも含めて、楽しく過ごせています(笑)。状態も良いと思いますし、(吉田選手と)2人で楽しんで走れればと思います。

4番車:南修二

良い雰囲気でした。(途中からは1人で走っていたが?)速いなと思ったので(笑)。今日の朝も指定練習に乗って、この後も乗るつもりです。しっかり体調を整えて臨みたいと思います。

5番車:吉田拓矢

楽しかったですね。競輪場に入ってからこれまで体はずっと動かし続けて、しっかりと準備はできています。優勝目指して、力を出しきれればと思います。

6番車:阿部拓真

良い雰囲気でしたね。郡司くんが「余りもん同士行こうか」と言ってくれたので、一緒に走りました(笑)。普段と違う日程ですが、宿舎などでは変わらず過ごせています。十分に戦える状態ですし、しっかりと楽しんで頑張ります。

7番車:脇本雄太

特別感はないですが、日に日に緊張感は増してるなと感じます。近畿勢が4人もグランプリ乗れましたし、ラインの力が出せたと感じています。その流れを絶やさずに、4人で頑張ります。

8番車:嘉永泰斗

楽しみながら走ることができました。(関東勢や近畿に挨拶に行っていたが?)流れでそうなりました(笑)。指定練習でも良い感触でしたし、やれることは全部やって挑めればと思います。

9番車:古性優作

(郡司選手の後ろにつくシーンもあったが?)郡司くんのフォームを後ろから見たかったので(笑)。指定練習に乗って、しっかりともがいて筋肉を締めています。今日の朝に乗った感じは悪くなかったです。自分ができることをしっかりやって、優勝できたらと思います。

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