日本からは太田りゆと小林優香が出場
太田りゆはブノワ・ベトゥヘッドコーチが語るように国際大会で戦えるレベルになってきた。第2戦から今回の第3戦までの短い間で基礎能力が一気にアップするわけではないので、今大会でどこまで経験を重ねることができるのか、今後の成長の礎を築く上で重要な意味を持つ大会になるかもしれない。
小林優香に関しては、実力は文句なし。あとは勝つためにメンタル面をどうコントロールできるかが課題となる。一回でも成功体験を得られれば、もう一段上のステージへ上がる期待感があるため、それが今回となって欲しい。
いずれにせよ、フォーゲルの1強時代が終わり、今は群雄割拠の熾烈な戦いとなっている女子短距離種目。多くの選手に勝つチャンスがあるため、どの種目も見逃せない。
