2018-2019トラックワールドカップ第2戦女子マディソンには日本からは梶原悠未古山稀絵ペアが出場。優勝はイギリス、2位にデンマーク、3位に地元カナダ。

マディソンは2人1組で走り、タッチや腕を掴んで放り投げたりすることで走者を交代し、10周毎に設定されたスプリント周回で得られるポイントの合計点を競う種目。周りより1周多く走る「1周追い抜き」をした場合には、特別に20ポイントが与えられる(マディソンのルール解説)。

今回は20kmで合計80周を走った。
※スプリント周回で得られるポイントは1着に5ポイント、2着に3ポイント、3着に2ポイント、4着に1ポイント。最終周回のみ獲得ポイントが倍となる。

今大会には18チーム(36人)が出場。 (出場者リスト)。注目されたのはイギリス(アーチボルト&バーカー)と欧州選手権を制したデンマーク(ディデリクセン&レス)。

レースは下馬評通り、着実にポイントを加算していくイギリスと、それに追いつこうとするデンマーク、この2チームがレースを支配して進む。

結果的にこの2チームの一騎打ちとなったが、時が経つにつれてイギリスがリードを伸ばし、最後の周回もイギリスが1着で勝負あり。イギリスは合計ポイントを36とし、2位となったデンマークは19ポイント。圧倒的な強さでこの種目の優勝を果たした。

日本チームはポイントを獲得できず、メインとなる集団から1周遅れにされてしまったため、合計を-20ポイントとし、この種目の最下位でレースを終えた。

最終結果は優勝がイギリス、2位にデンマーク、3位に地元カナダ。

女子マディソン 競技結果(PDF)

ケイティー・アーチボルト選手

左:ケイティー・アーチボルト

とても嬉しいです。ファンタスティックですね。でもとても速くて痛みを伴うレースでした。東京で新たに採用されるマディソンでメダルを獲るために準備しているので、ワールドカップでも勝ち続けたいです。