本当に強い選手、その中にいる

Q:世界の中で、自分の今の立ち位置はどこだと思いますか?

ブノワコーチとも話しますが、本当に強い選手と言ったら、6~7人くらいの選手が強いだけなんです。その相手にも決して自分は劣らないと言われているので、自分でもそう思って走っています。

Q:つまり6~7人に河端選手は入っているということですよね?

その辺(笑)だから決勝に乗って走る力はあるということですね。純粋にスピードだけだったら負けるところはありますが、踏み出しのスピードだったり、自分の持ち味を出せば戦えると言われています。

Q:何かチームや個人で変わったことは?

大会に対する気持ちっていうか、ダメ元で挑むというよりは、勝ちに行くという心積もりで僕も日本チーム全体も来ているので、そういうメンタル的な部分が変わってきていますね。

Q:改めて、この大会の目標を教えてください。

まずこの1〜2戦でしっかりメダルを獲るということを目標にして練習をしてきました。やるべきことをやるだけだと思います。

Q:それぞれの種目では?

ケイリンはもちろんメダルを目指して走りますし、スプリントは3年前の自分がこのバンクで(ハロンを)10秒ちょうどだったので、今だったら9秒7は狙えると思います。まずしっかり、そのタイムを出して一つでも上の順位で予選を上がっていきたいと思っています。頑張ります。