JCF(日本自転車競技連盟)は新しいトラック強化指定選手選考基準(エリート)を9月10日より発効。2020年東京オリンピックでメダル獲得の可能性を最大化する目的で強化指定選手を『ポディウムプログラム(通称:Aチーム)』と『アカデミープログラム(通称:Bチーム)』へと体系化した。
ポディウムプログラム(Aチーム)
ポディウムプログラムとは、世界選手権やオリンピックなど主要大会において、メダルターゲット種目(ケイリン、チームパシュート、オムニアム、マディソン)でメダル獲得を目指す、高度なスキルをもつエリート自転車競技選手のサポートに専念するというもの。通称Aチームと呼ばれ、いわゆる1軍である。
国際大会などで実績を持つ選手が選出されており、東京オリンピックへ向けた日本ナショナルチームの主力メンバー。昨シーズンにおいてもアジア大会、アジア選手権、トラックワールドカップ、そして世界選手権でも多くの実績を残している。
ポディウムプログラムへの選考基準は、全日本選手権やワールドカップなどの国際大会で、選考前12ヶ月間の成績が優先される。またテストやナショナルチームのトレーニングにおける成績やパフォーマンスも考慮される。
短距離種目 強化指定選手
最大:12名 / 選出:8名(2018年10月10日時点)
中距離種目 強化指定選手
最大:14名 / 選出:10名(2018年10月10日時点)