6月27日（金）、日本競輪選手養成所で129・130回生の『行動訓練大会』が行われた。
行動訓練大会とは？
公営競技の選手、そして一社会人としての所作の習得や規律遵守の意識を高めるため、候補生たちが入所直後に学ぶこととなる「行動訓練」。
その成果を披露するのが、毎年6月頃に開催されるこの「行動訓練大会」。9つのグループに分かれた訓練生たちがそれぞれに実技を行い、教官たちの採点によって上位3グループと「最優秀指揮官賞」が表彰される。
並々ならぬ意欲を見せる候補生たち
候補生たちの団結力を高める、という目的もあるというこの大会。開会の前からそこかしこでリハーサルが行われ、並々ならぬ意欲が感じられる。
いよいよ大会がスタート。各グループ、指揮官を中心に訓練の成果を披露していく。
大きな掛け声による「整列・点呼」、長い歴史を持つ「JIK体操」、“回れ右”などでおなじみの「集団行動」、そして美しい「行進」。
そのほかにも、入退場を含むすべての所作が評価の対象となる。
全9グループの試技が終え、優勝したのは駒壽直人候補生率いるBグループ。駒壽候補生は、最優秀指揮官賞とのダブル受賞となった。続いて2位はCグループ、3位はG2グループ。
上位グループの記念撮影では、先ほどまでとは打って変わって喜びを表現する候補生たち。
厳しい訓練や生活のなかで時おり見えるこういった素顔も、候補生たちの魅力のひとつだろう。
Bグループ：駒壽直人（指揮官）, 滿田光紀, 松田祥位, 西原裕太郎, 小笠原匠海, 冨倉巧, 渡邊諒馬, 中野大詞, 柳沼鼓太朗, 中村嶺央, 田沼龍弥, 坂井央雅
Cグループ：横溝貫太（指揮官）, 松木一将, 勝沼遼, 白濱蓮, 兒島直樹, 佐藤凱王, 清家大夢, 財満伊織, 鈴木那樹, 庄子琢心, 髙橋奏多
G2グループ：清水美海（指揮官）, 佐藤優, 古山稀絵, 鈴木媛子, 緒方詩央里, 寺本愛花, 小原乃亜, 林香穂, 露谷菜々花, 齊藤萌, 山田南
日本競輪選手養成所（JIK）のホームページでは、最優秀指揮官賞を受賞した駒壽直人候補生のコメントも掲載されている。ぜひ、そちらもあわせてご覧いただきたい。
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