女子(128回生)決勝・男子(第127回)準決勝進出メンバー
在校成績上位候補生 共同会見
初日のレース終了後、各回生の成績上位3人、および各回生の適性入所のなかで成績上位1人による共同会見が行なわれた。
各候補生のコメントをご紹介する。
尾野翔一
127回生 在校成績:1位
小学校から独立リーグまで野球を続けていましたが、思うような結果が出ず、野球で培ったパワーを生かせる競技として競輪を目指しました。競い合える仲間、管理された食事など、強くなるための環境を与えてもらい、脚力の向上だけでなく、競輪について深く学ぶことができました。初日は1着1着と好成績を収めることができたので、完全優勝を目指して自分の走りをしたいです。
目標はグランプリでの優勝です。また、憧れや目標の選手として名前を挙げてもらえるような選手になりたいです。独立リーグから転向した経験を活かし、他競技の方にも「こういう選択肢があるんだ」と知ってもらえたらと思います。
三神遼矢
127回生 在校成績:2位
ツール・ド・フランスを見て自転車に興味を持ちました。大学時代に短距離競技に挑戦し、結果を残せたことから、「好きな自転車でお金を稼ぎ、どこまでいけるか試したい」と思い、競輪選手を目指しました。さまざまな候補生と接し、自転車に対する考え方や体のケアなど、多くのことを学ぶことができました。今日は素晴らしい環境の中で走ることができ、本当に感謝しています。
夢は、競輪でグランドスラムを達成すること。そして、競技でも世界選手権やオリンピックでメダルを獲ることです。
安達光伸
127回生 在校成績:3位
橋本英也選手のように、競輪と競技の両方で活躍しながら、ほかの人に影響を与えられる選手に憧れ、競輪選手を目指しました。持久力には自信がありましたが、この10か月でトップスピードやダッシュ力を磨くことができました。初めてのバンクで慣れない部分もありましたが、自分の走りができたと思います。明日は優勝を目指して頑張ります。
デビュー後はグランプリ優勝が目標です。前々で踏んでいく、力強いレースができる選手になりたいです。
秋山太洋
127回生 在校成績(適性入所者):1位
大学まで野球を続けていましたが、犬伏湧也選手が大学野球から競輪選手になったという記事を見て、この道を志しました。4月の事前入所から始まった養成所生活でしたが、今考えると、入所当時はただペダルを踏んでいるだけだったと思います。10か月間を通じて、力だけでなく、技術の重要性を実感するとともに、少しずつ身についてきたと感じます。
今日は、普段心がけている先行のレースができませんでした。準決勝には進めませんでしたが、明日は自分らしく前を取ってレースを動かしていきたいと思います。
デビュー後も、大レースで前を牽かせてもらえるような選手になりたいです。
酒井亜樹
128回生 在校成績:1位
BMXレースやトラック競技の経験を活かし、自転車選手としての可能性をさらに広げるために養成所へ入所しました。目標としていた早期卒業を逃してしまった2回目の記録会が特に印象に残っていますが、その分、自分と向き合いながら前に進んでいく力が身についたと思います。
今日のレースでは、1回戦はうまく前に出ることができませんでしたが、2回戦で1着を獲り、明日の決勝につなげることができました。明日は、しっかりとレースの動きを見ながら、自分で動いて優勝を目指します。
ダッシュ力を活かした力強い走りで、ガールズケイリンを代表するような強い選手を目指します。
北岡マリア
128回生 在校成績:2位
高校時代に自転車競技をしていた際、男子競輪選手と走る機会があり、技術やスピードに驚きました。「自分も強くなりたい」と思い、競輪選手を目指しました。養成所に入ってからは、なかなかタイムが伸びず苦しい時間もありましたが、候補生たちと支え合いながら生活を送れたことが印象に残っています。
予選の2走では、自分の持ち味であるまくり追い込みができていないので、明日は持ち味を生かし、勝てるように頑張ります。どんなレースでも全力を尽くし、まくり追い込みを武器に戦っていきたいです。
岩元杏奈
128回生 在校成績:3位
社会人をしながら自転車競技を続けていましたが、明確な目標を求め、競輪選手になることを決めました。新しいことを吸収するためにT教場を志望しましたが、瀧澤所長をのもとで学ぶことができ、本当に光栄でした。
2回戦では前受けをし、自分がイメージしたレースをすることができました。明日も視野を広く持ち、リラックスして決勝に挑みたいです。
地元・宮崎では競輪の認知度が低いため、選手を目指す子が増えるよう、頑張っていきたいです。
半田水晶
128回生 在校成績(適性入所者):1位
実業団まで続けた陸上競技で限界を感じ、もっと自分の可能性を試したいと思い、ガールズケイリンを目指しました。自転車に集中できる素晴らしい環境の中で、試行錯誤を繰り返しながら少しずつ成長できていることが、日々の楽しみでした。
1回戦では、これまでやってきた「長い距離を踏む走り」を意識し、早めに仕掛けました。最後に差されてしまいましたが、これまでの成果を発揮できたと思います。明日は誰よりも風を切って、自分のレースを貫きたいです。
デビュー後は、奥井迪選手や瀧澤所長のように、先行で勝てる選手を目指します。「半田がいるから競輪がおもしろい」と思ってもらえるような選手になりたいです。