2025年最初のG1決勝には近畿勢6車が進出 『全日本選抜競輪(G1)』
選手インタビュー
古性優作
準決勝12R 1着
Q:準決勝では近畿別線の戦いのなか、スタートで前中団につく形となりました。
いいところを取れたなと思います。
Q:新山響平選手が前で、山田久徳選手の仕掛けを突っ張る展開となりました。
すごいピッチでしたね。その後、2コーナーのところで菅田さんが消えた感じだったので、外に行ってもバック踏んで迂回することになると思って。それだったらコーナーを回ったところで勝負かなと考えていました。
前はすごい高いレベルの争いのなか、僕はモニターを見て確認してから外を踏んでいきました。
僕が突き抜けられなくても、南(修二)さんが内をついて伸びてくれるかなと思っていました。
Q:3走してみて、状態面はいかがでしょうか?
今日のアップでもすごく良い感触で、他の選手のローラーを見てちょっとピンときた部分もあったので、それを試して今日はレースをしました。良いところもありましたが、今日この後でローラーに乗って、すり合わせていきたいです。
吉田拓矢
準決勝11R 2着
Q:準決勝はどのような想定で?
スタートは福永(大智)くんが早いと思っていたので、まずは松浦(悠士)さんにだけはスタートで負けないように、と思っていました。
鎖骨を痛めたのでスタートに不安があったのですが、うまく進めることができました。
近畿が主導権を取るのは想定通りでした。窓場(千加頼)さんが早めに出る想定もしていましたが、眞杉が咄嗟の判断で動いたと思います。僕も若干前が詰まって外に差した部分もありましたが、その後は余裕を持って走れたと思います。
Q:残り半周を良い展開でこなしてからは、どのような考えでしたか?
余裕があったので、後は内から来られないことだけ考えて締めていました。ギリギリまで待って踏みましたが、眞杉が強かったですね。
Q:ここまで振り返って、状態としてはどうですか?
今日の準決勝に関しては眞杉のおかげです。昨日の方が良い感じだったので、自転車を少し微調整していきたいです。
深谷知広
準決勝12R 2着
Q:準決勝は近畿別線の4分戦。どのような想定でしたか?
後ろにならないようにだけ考えていました。ラインのおかげで、良いところに入ることができました。
Q:山田久徳選手が動いたところで新山選手が突っ張る形となりましたが、この仕掛けどころは?
想定していた形のひとつでしたね。後ろが誰かは意識していなかったですが、残り1周のところでアクシデントがあったのは気づいていました。そこからは自分のペースで、と思っていました。
Q:新山選手の動きにあわせて行ったところでは、余力は十分だった?
余力はありませんでしたが、気合いで振り絞っていきました。
連日声援もらって、すごく力になっています。
Q:明日の戦い方は?
まずは自分の力を出し切りたいと思います。
3走して状態面での大きな変化はないですが、しっかりと準備していきます。
南修二
準決勝12R 3着
Q:準決勝は、古性優作選手に任せる形でしたか?
はい。ちぎれないように、ということだけ考えていました。
Q:最後は、直線で伸びていく形となりました。
方向だけ間違えないように、と思っていました。踏んでいった感じも、状態としては今日の準決勝がいちばん良かったと思います。
Q:明日に向けて考えていることは?
これから話し合いますが、まずは疲れを取りたいと思います。
眞杉匠
準決勝11R 1着
Q:準決勝のレースは、どのような考えでしたか?
近畿が4人並んでいたので、近畿勢が前になるかなとは思っていました。
Q:吉田拓矢選手が中団を取ったのが大きかった?
そうですね。突っ張られたら1回脚を使うし、戻ったら後ろになってしまうので、いいところに入れたと思います。
Q:前のペースはどうでしたか?
メイチで行っている感じでした。モニターを見ながら、後ろの仕掛けに反応して動いた感じです。すんなりハマれたので、溜まったところで行こうとは考えていました。
(窓場千加頼選手が)前に行かないようだったらそのまま出ていこうとは思っていましたが、いったん落ち着いてから動くことができました。
Q:踏み出した感触は?
久々のレースですが、感触も日に日によくなっていると思います。
Q:明日の決勝に向けて、なにか変えるところは?
連日自転車をいじっているので、もしかしたら微調整はするかもしれません。
村田雅一
準決勝10R 2着
Q:準決勝、近畿勢は前で運ぶ形となりました。
ガマ(中釜章成)がスタート早いので、助かりました。
Q:仕掛けて行ったときのかかりはいかがでしたか?
後ろが郡司(浩平)だと思っていて、油断はできないと思いながら、内を締めて回っていきました。
Q:4コーナーから踏み込んで2着となりましたが、脚の状態としても余裕があった?
バック踏んだりで余裕はなかったですが、僕が抜かれないように、後ろだけ確認しながら外から行きました。たまたま伸びることができたと思います。
Q:初のG1決勝となります。
20年やってきて、自分がこんな舞台に乗れるとは思っていなかったです。前の後輩たちのおかげでここまで来ることができて嬉しいです。
Q:状態はいかがですか?
最近はずっと良い状態が続いていたので、根拠はないですが、今日の準決勝もしっかりと乗れる気がしていました。
Q:決勝に向けての調整は?
セッティングはそのままで。疲れが出てくる頃なので、しっかりとケアしたいと思います。
寺崎浩平
準決勝10R 1着
Q:準決勝は、近畿勢が前を取る形になりました。
前受けで、突っ張り先行という作戦でした。郡司(浩平)さんや(山﨑)賢人さんがどのあたりから来るかだけ見ていきました。
Q:中釜章成選手の道中のかかりはいかがでしたか?
うまいピッチで行ってくれていたので、僕も余裕がありました。自分が踏んでいくところが良くなくて、かかりも微妙でしたが、しっかり踏んでいけました。
バックは向かい風が強くて伸びもよくなかったですが、そんなに垂れることもなかったので、良かったと思います。
Q:決勝戦に向けての意気込みをお聞かせください。
これまで3走して状態は悪くないと思います。しっかりケアだけして、決勝戦も頑張りたいです。
三谷将太
準決勝10R 3着
Q:準決勝では寺崎浩平選手の後ろにつく形でしたが、寺崎選手のかかりはどうでしたか?
強烈でしたね。
Q:最後、村田雅一選手に追い込まれて3着となりましたが、ご自身の感触は?
悪くないと思います。
Q:ここまで3走した手応えは?
悪いなりに頑張れていると思います。
初のG1決勝となるので、素直に嬉しいです。特に変更する点はありませんが、明日の決勝も頑張りたいと思います。
脇本雄太
準決勝11R 3着
Q:近畿4車、準決勝はどのような想定でしたか?
福永(大智)くんが前で頑張ると言ってくれたので、僕たちはしっかりと固めることを意識していました。
Q:福永選手が突っ張ったあと眞杉匠選手が合わせていきましたが、あのあたりは想定通り?
どこかでは仕掛けてくると思っていました。2コーナーから1車でもいいから追いかけて、窓場くんに迷惑にならないようにとは思っていましたが、3着という結果は満足するものではないです。先輩、後輩に迷惑かける形になってしまったので、反省しています。
Q:状態面はいかがでしょうか?
疲れもありますし、状態としても決して良いわけではないですが、気持ちの部分でしっかりと立て直して明日も頑張りたいです。