クリスティーナ・フォーゲルが事故後初めての会見を行った。現代最高のトラック競技選手と断言出来る、11個の世界タイトル保持者は突然の事故で脊髄損傷を負った。彼女は悲嘆に暮れ、人生を嘆いているのか?そこで語られたのは、事故直後の心境、周囲への感謝、そして「私は自由、前を向き進む」という言葉であった。

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クリスティーナ・フォーゲルのプロフィール

1990年ドイツ出身。2009年にも自動車との事故により重傷を負い2日間昏睡状態となるが、3年後に復帰。2012年の世界選手権女子チームスプリントで世界記録を更新するタイムで優勝し、同年のロンドンオリンピックでもチームスプリント金メダルを獲得。2016年リオデジャネイロオリンピックではスプリントで金メダルを獲得している。世界選手権では計11の世界タイトルを獲得。ワールドカップでも多数のメダルを獲得しており、トラック競技女子選手の最高峰ライダー。2016年には日本のガールズケイリンへ出場していた。

もう二度と歩けないだろう、と悟った