9月9日に静岡県にある伊豆ベロドロームで、『全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(全日本選手権トラック)』の女子スプリント決勝で太田りゆを下し、前田佳代乃が10連覇を達成。しかしレース後のインタビューで現役からの引退を突如発表した。今後については「自転車競技に恩返しを」と競技を支える側に回る。
予選トップは前田佳代乃
出場したのは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)、太田りゆ(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、岡本二菜(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)、西島叶子(Ciel Bleu 鹿屋)の4選手。
この種目、10連覇を目指す前田と太田の対決に注目が集まる中、予選の200mフライングタイムトライアルでは前田が11秒393でトップタイムを記録し、その後ろには太田、岡本、西島の順で続く。準決勝は前田と西島、太田と岡本の対戦となったが、前田佳代乃と太田りゆが危なげなく決勝へと勝ち進む。