梶原選手「アジア大会の反省を活かした」

アジア大会の時に同じペアで組んでいて、何もできずに終わってしまって、悔しい思いをしました。その時の反省をして、今回はしっかり作戦会議をして同じ失敗を繰り返さないようにして、その改善がここではできたので、ワールドカップ、世界選手権と日本代表ではどうなるか分かりませんが、マディソンも日本全体としてレベルアップしていきたいなと思っています。

Q:そもそもナショナルチームとして、マディソンに力は入れていますか?

練習はあまりしてませんね。マディソンのあるレースも、ワールドカップや世界選手権ぐらいなので。まだまだ集団の形というか、どこのタイミングで交代するかとか、位置取りの仕方とか、個人種目とは全然違います。

オムニアムの形は分かってきたのですが、マディソンの形は全然ですね。でも、マディソンの経験を積めば、それはオムニアムにも活きると思っています。戦術を考える面とか、競り合う技術とか、位置取りなどはレース系のどの種目にも活きてくると思っています。

Q:梶原選手はオムニアム、チームパシュート、個人パシュート、そして今回のマディソンとたくさんの種目に出場していますが、自分の中での優先順位はありますか?

ナショナルチームでの練習はほとんどがチームパシュートなので、チームパシュートの練習はしています。チームパシュートはインターバル能力だったり、前に出て高いパワーを出すことだったり、ペース配分だったり、そういう点を向上させる点では良いトレーニングになっていると思います。

でも、やっぱり自分の中では絶対にオムニアムで金メダルを獲りたいと思っています。オムニアムに関しては自分自身で強い気持ちを持ってトレーニングをしていくしかないですね。

橋本優弥、兄からのアドバイスは「具体的には覚えていない(笑)」

Q:おめでとうございます

ありがとうございます。うれしいです!

Q:スプリント(梶原選手)と持久力(橋本選手)で役割を分けていた形でしょうか?

そうですが、持久力がそれほどあるわけでもないので、そこは課題かなと思っています。

Q:橋本選手は横の動きが機敏に見えるのですが・・・

兄(橋本英也選手)の走りを結構みて走っています。ビデオとかはあまり見ないのですが、実際走っているのを見たり。あとはアドバイスをもらったりしてます。ごく稀にですが(笑)。

Q:お兄さんがアドバイスくれることがあるんですね!

「こう、こう!」って教えてもらって「あーはいっ」ってなります。具体的に何を言われたか?と聞かれたらよく覚えてないですけど(笑)。でも走る前にちょこちょこ言ってくれたりしますね。

Q:アジア大会では苦い思いをしたようですが、今回、その反省点は活かせましたか?

そうですね。アジア大会では交代ミスが多くて、でも今回は交代ミスが無かったし、交代するところとしないところはお互いに理解して走れたので、そこは良かったかなと思います。あとはもっと力をつけるだけですね!

順位 チーム 名前 総ポイント
1 強化チームY 梶原悠未
橋本優弥
53
2 日本体育大学 古山稀絵
中村愛花
24
3 強化チームX 中村妃智
鈴木奈央
22
4 強化チーム 吉川美穂
上野みなみ
20

全日本選手権トラック2018女子マディソン表彰式