9月8日に『全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(全日本選手権トラック)』の初日が行われ、女子個人パシュートは梶原悠未(筑波大学)が大会新記録で優勝した。

予選で1位だった梶原悠未と、2位の橋本優弥(岐阜県)が前回大会までの大会記録を更新。この両者が決勝でぶつかったが、梶原は再び大会記録を更新し、3分38秒941で優勝した。3位は『Ciel Bleu 鹿屋』の同チーム対決を制した上野みなみが、山本さくらを退けて表彰台へ上がっている。

全日本選手権トラック2018女子個人パシュート優勝の梶原悠未

全日本選手権トラック2018女子個人パシュート2位の橋本優弥

梶原悠未一問一答

Q:おめでとうございます

ありがとうございます。

Q:今回の走りはどうでしたか?

今回はラップタイムをしっかり設定して、そのタイム通りに一定のペースで走ることができましたし、最後には少しペースを上げられました。もう少しタイムを出せたのかなとは思いますが、ギアも軽めだったので、またどこかで挑戦できるところがあれば、日本記録を更新するように挑戦したいです。

Q:ファミリーでトラックに上がってましたね?

そうですね。母がすべてやってくれているので、何でもこなすマネージャーになってくれています(笑)。

Q:たぶん一番ストレスがない形なのでは?

はい。何でも言えるし、自分のことを一番に分かっているし、理解してもらえているので。直前のアジア大会にも現地まで応援にきてくれたんです。

Q:アジア大会が終わってすぐ全日本選手権ということですが、疲れは?

めっちゃ疲れてます(笑)、気持ちというか、日本代表の選手団として初めて選手村に入って、初めての経験でしたから。他の競技の選手もたくさんいて、どんどん周りの選手たちが金メダルを獲っていく姿を見ながら、プレッシャーは感じていました。絶対に金メダルを獲らなければいけないレースだったし、勝ちたいという気持ちが強くなれば強くなるほど緊張しましたね。初めてプレッシャーみたいな物を感じたんです(笑)。勝ちたいと強く想っていたからだと思います。

全日本選手権トラック2018女子個人パシュート表彰台

順位 名前 チーム タイム
1 梶原悠未 筑波大学 3:38.941(大会新)
2 橋本優弥 岐阜県 3:45.105
3 上野みなみ Ciel Bleu 鹿屋 3:41.164
4 山本さくら Ciel Bleu 鹿屋 3:48.608