優勝:纐纈洸翔
Q:率直な思いをお聞かせください。
嬉しいの一言です。
Q:オール121期のレース。組み立てはどのように考えていましたか?
「後ろ攻めだけは嫌だな」と思っていたなか、そうなってしまいましたが、割り切って周回することができました。
Q:残り半周では中団の外を回る形でしたが、前の争いはどのように見ていましたか?
村田(祐樹)さんがいいスピードだったので、そのままいっちゃうかなと思ったのですが、そのタイミングで内が開いてるのが見えました。(太田)海也さんの後ろにつけられれば、と思い切り込んでいきました。
Q:最終コーナーからのコース取りは冷静に見えていた?
いえ、一か八かで、「開いてくれ」という思いでした。
Q:抜け出した時は、勝ちが見えた?
(中野)慎詞さんより前に出られたとは思っていました。みんなから「おめでとう」と声をかけてもらって、勝てたんだとわかりました。
Q:2014年のこのレースの覇者である兄弟子の近藤龍徳選手からアドバイスはありましたか?
出発する前に、「気持ちでは負けるな、自信持っていけ」というメッセージをいただいていたので、根拠のない自信は持っていました。
Q:ヘルメット投げの気分はどうでしたか?
興奮しすぎて、投げるタイミングが遅くなってしまいました(笑)。もうちょっと真ん中あたりのエリアで投げればよかったですね。
Q:来年以降、どんな選手になりたいですか?
愛知県といったら今は藤井侑吾さんだと思うので、そこに並べるくらいの自力選手になっていければと思います。
Q:あらためて、今年を振り返って一言お願いします。
夏以降は調子を崩していましたが、こうやって最後に優勝で締めくくることができたので、来年につなげていきたいです。
2着:中野慎詞
冷静なレース運びはできましたが、最後差されてしまって悔しいです。
Q:残り半周、太田海也選手との激しい踏み合いでした。
僕のほうが持久力は高いと思っていましたし、並走になったら勝てるという自信があったので、冷静にみられていました。海也も冷静にブロックしてきましたが、結果的にそれで内が開いてしまう形になりましたね。
Q:来年以降に向けて、手応えはあったレースでしたか?
しっかりとしたレースはできるようになり、戦えるようになってきたと思います。もっともっと磨きをかけていきたいです。ただ、本当にこのレースを狙っていたので、本当に悔しいですね。このレースを糧に頑張っていきます。
3着:東矢圭吾
番手戦だったのであまりなにも言えないのですが、ラインを切り替えたところはよかったとは思います。結果、最後は内でしたね。だいぶ先かもしれませんが、これからは番手やることもあると思うので、いい勉強になりました。このレースを糧に、来年はしっかり戦える選手になりたいです。
4着:太田海也
力負けです。自分に力があればもっと上に行けたんじゃないかと思いますが、力を出し切ることはできたと思います。先行争いで(中野)慎詞と勝負になるかなと思っていたのですが、最終バックでの勝負になってしまいましたね。
イレギュラーなところはありましたが、できることはやりました。
29日にはガールズグランプリが、30日にはいよいよKEIRINグランプリが行われる。纐纈洸翔に続いて頂点に立つのは誰になるのか。