インドネシアのジャカルタで開催されている『第18回アジア競技大会』女子スプリント準決勝には、前日に前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)との1/8決勝を勝ち上がった太田りゆ(日本競輪選手会埼玉支部)が出場した。準々決勝の相手は、ガールズケイリンへの出場経験もある香港のリー・ワイジー。この対戦で太田はリー・ワイジーに2本先取され敗退した。この結果、太田りゆは最終成績を8位として大会を終えた。
決勝ではリー・ワイジーが、韓国のイ・ヘジンに対しストレート勝ちして金メダルを獲得している。
順位 | 名前 | 国 | 1本目 | 2本目 | 3本目 |
1 | LEE Wai Sze | 香港 | 11.487 | 11.157 | |
2 | LEE Hyejin | 韓国 | +0.473 | +0.351 | |
3 | CHO Sunyoung | 韓国 | +0.080 | 11.634 | 11.393 |
4 | ZHONG Tianshi | 中国 | 11.256 | +0.024 | +0.011 |
太田りゆ「今後の可能性を見いだすレースをした」
相手がすごく格上で(200m FTTの)タイム自体も10秒5の相手。どうやったら勝てるかより、今後の可能性を見いだすことが重要だという話をコーチとしていた。強くても諦めずに戦う姿勢を見せるとか、リスクを背負うとか、そういうことを考えながら走った。
スピードが違っていて、2コーナー過ぎの直線で抜かされるなんて久しぶりだった。いろいろと世界のトップとの差を感じたというのが正直なところ。できないながらに勉強もしているし、考えているので、何もわからずやっていることではないというのが、前の自分と変わっていると思う。