2024年最後のG1レースとなる『競輪祭』。11月23日に準決勝が行われ、決勝メンバー9人が出揃った。
本稿では、11月23日終了時点の成績をもとに、想定される『KEIRINグランプリ2024』出場条件を掲載する。
2024年獲得賞金ランキング
※11月23日 終了時点
順位 | 選手名 | 府県/期別 | 競輪祭最終日 | |
1 | ★★古性優作 | 大阪/100期 | – | |
2 | ★平原康多 | 埼玉/87期 | 特別優秀 | |
3 | ★郡司浩平 | 神奈川/99期 | 特選 | |
4 | ★北井佑季 | 神奈川/119期 | 特選 | |
5 | 眞杉匠 | 栃木/113期 | 特別優秀 | |
6 | 清水裕友 | 山口/105期 | 選抜 | |
7 | 新山響平 | 青森/107期 | 特別優秀 | |
8 | 脇本雄太 | 福井/94期 | 決勝 | |
9 | 岩本俊介 | 千葉/94期 | 特別優秀 | |
15 | 松浦悠士 | 広島/98 | 決勝 | |
20 | 浅井康太 | 三重/90期 | 決勝 | |
21 | 犬伏湧也 | 福島/78期 | 決勝 | |
25 | 松谷秀幸 | 神奈川/96期 | 決勝 | |
29 | 寺崎浩平 | 福井/117期 | 決勝 | |
44 | 菅田壱道 | 宮城/91期 | 決勝 | |
57 | 荒井崇博 | 長崎/82期 | 決勝 | |
72 | 村上博幸 | 京都/86期 | 決勝 |
★=G1タイトル獲得者
残りは実質「1枠」
ランキング上位陣で決勝へと進んだのは脇本雄太のみ。G1優勝を果たしている4名を含め、脇本までの上位8人は出場権を実質手中にしたといえる。
つまり、残りは「1枠」。
現時点では岩本俊介が9位となっているが、決勝出走メンバーのうち、脇本を除く8人(松浦悠士・荒井崇博・寺崎浩平・松谷秀幸・村上博幸・犬伏湧也・菅田壱道・浅井康太)が決勝で勝利すればその時点で最後の椅子はその選手のものとなる。
鍵を握る松浦・脇本の着順
優勝選手以外がグランプリ出場権を手にするパターンは2つ。
キーとなるのは、すでに出場を決定づけている脇本雄太と、この開催で4連勝と好調の松浦悠士の決勝での着順。
岩本俊介の最終日(10R・特別優秀)の着順を問わず、
・脇本雄太が優勝し、松浦悠士以外の選手が2着→岩本俊介がGP出場権獲得
・脇本雄太が優勝し、松浦悠士が2着→松浦悠士がGP出場権獲得
となる見込みだ。
正真正銘、年末の祭典に向けた最後の大一番。固唾を飲んで見守っていただきたい。