2024年11月19日〜24日の期間、小倉競輪場で開催された年内最後のG1レース。『第2回競輪祭女子王座戦(G1)』を佐藤水菜が、『第66回競輪祭(G1)』を脇本雄太が制し、年末の『KEIRINグランプリ2024』シリーズの出場予定選手が全て出揃った。
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脇本雄太『第66回競輪祭』優勝
More CADENCE編集部はもちろん、本開催を現地で取材したのだが、現地へ赴くにあたり今回は普段とは違う方法をとった。
その方法とは、「フェリー」だ。
本記事では、首都圏から小倉へフェリーで向かった編集部の体験レポートをお届けする。
「東京九州フェリー」
今回利用したのは東京九州フェリー。神奈川県の横須賀から福岡県の新門司を結ぶ直通フェリーだ。
徒歩はもちろん、自転車やバイク、車と一緒に乗船可能で、たくさん荷物を積み込んだ自家用車などで現地を巡りたい方にとっては嬉しい交通手段だ。
横須賀港を出航する時刻も23:45と遅めで、仕事を済ませてからの乗船も無理なく行える。
編集部もこの日の仕事を終え、荷物を載せた車と一緒に乗船した。
基本情報
区間
「横須賀港(神奈川県横須賀市新港町)」〜「新門司港(福岡県北九州市門司区新門司北)」
運行ダイヤ
横須賀発:23:45発〜翌日21:00着
新門司発:23:55発〜翌日20:45着
基本運賃
14,000円〜20,000円(シーズンごとに変動)
どきどきワクワクの乗船
東京から高速に乗り横須賀へ向かった編集部。横須賀までの所要時間は1時間ほど。
横須賀ICで高速を降りると、「北九州ナンバー」のトラックが前を走っており、貨物を見ると「東京九州フェリー」の文字が。ナビを見るのをやめ、トラックの後を追うと気付けばターミナルに到着していた。
まずはスタッフの案内に従い、ターミナルの駐車場に停めてからエントランスで乗船手続きを済ませる。
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早速おつまみとお酒を調達
ターミナルには売店があり、横須賀・北九州のご当地グルメやお酒も購入できる。
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船内駐車スペース
車と一緒に乗船する場合、運転手のみ駐車場から船内へ車を乗り入れる必要があるため、その他の同伴者とは別々の乗船が必要だ。
想像以上に「ホテル」
いよいよ乗船。
これまで、短い時間のフェリーにしか乗船した経験がない筆者。船内を見た感想は、「想像以上にホテル」。
広々としたロビー、ロビーを見渡せるエレベーター、レストランに大浴場。
約21時間の船旅がさらに楽しみなものとなった。
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出航を見送ってくれる横須賀港のスタッフ方
興奮気味に船内を散策していると、ついにフェリーは横須賀港を出航。編集部の航海がスタートした。