2024年10月29日、京王閣競輪場で開催されたG3レースの最終日に『競輪ルーキーシリーズ2024プラス』が開催。同期対決を期唯一のS級である森田一郎が制した。

競輪ルーキーシリーズ2024プラス

日本競輪選手養成所を卒業した新人選手達をイチ早く知ってもらうことを目的とした「競輪ルーキーシリーズ」。2020年からスタートしたこのレースは本年(2024年)で5年目、同期対決のレースが5月に全4戦実施された。

ルーキーシリーズプラスは、そのルーキーシリーズで成績上位だった選手によって行われる「同期頂上決戦」。125期(男子)は10月29日、京王閣記念最終日に実施された。

125期の同期対決

一発勝負のルーキーシリーズプラスに選出されたのは以下の7選手。うち森田、阿部は自転車トラック競技ナショナルチームにも所属し、競技でも世界を目指している選手だ。

選手名 府県 養成所順位 ルーキーシリーズ成績
森田一郎 埼玉 2位 平塚:優勝
函館:決勝3位
松山:決勝失格
阿部英斗 福岡 16位 平塚:決勝3位
松山:決勝4位
小堀敢太 北海道 18位 函館:決勝5位
松山:決勝5位
川上隆義 栃木 20位 平塚:一般1着
函館:優勝
野村賢 山口 8位 富山:決勝3位
松山:一般5着
渡邉壘 新潟 9位 平塚:決勝7位
函館:決勝2位
中島淳 埼玉 41位 平塚:決勝2位
函館:一般4着

レースでは残り半周で前に出た阿部を森田がしっかりマークし、最終ストレートで捉えて1着に。125期一番乗りでS級に上がった森田が、自身の力を見せるレースとなった。

126期(女子)は11月4日に防府で開催

男子のレースは終了したが、女子(126期)のルーキーシリーズプラスは11月4日、防府競輪場で開催予定となっている。

先日スプリントで世界3位になった太田海也と同じくボート競技出身で、ナショナルチームの練習に参加している仲澤春香など、期待の新人たちが出走予定。こちらにもぜひご注目を。

競輪ルーキーシリーズ2024プラス(防府競輪)