脇本雄太「東京オリンピックでメダルを獲るという強い意志がある」

レース直前、カメラに気づく緊張を見せない様子の脇本雄太

Q:表彰式の気分はどうでしたか?

今年はGIの決勝に何回も上がっているのに、優勝できていなかったことに悔しい思いを抱いていたので、今回勝てて凄いうれしいです。

Q:声援は聞こえましたか?

発走する前から凄い声援だったので、何としても勝たなければという使命感で走りました。

Q:攻め方は?後ろからでしたよね?

自分の希望としては後ろから攻めたいと思っていました。

Q:後ろを振り返る余裕はありませんでしたか?

最終ホームからはとにかくがむしゃらだったので、後ろがどうなっているのかとか、ラインがどうなっているのかとか、確認できない状況だったので最後の4コーナーまでは気が抜けませんでした。(確認するような)余力がなかったですね。

自分が先行して勝つというところが価値があると思っているので、これからは僕の中では先行日本一と言いいながらレースに臨めると思います。東京オリンピックでメダルを獲るという強い意志があるので、この気持ちを切らさないようにしっかり頑張りたいと思います。

Q:これからアジア大会ですが

まずは結果を求められると思うので、しっかり結果を出していけるように頑張りたいと思います。

Q:今後の競輪の参加は?

スケジュールが合えば寬仁親王牌で走れると思っています。

Text : Mizuki Ida