ゴールデンキャップラッシュ!男子は過去最多の10名獲得

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市田龍生都

総合的に、前回より少し悪かったかなとは思います。ただ全日本選手権から期間が短く、コンディショニングの面でも難しい部分があったなかで、しっかりと結果を出せたのはよかったなです。

Q:今日の3000mは突っ込んでいったように見えました。

かなり突っ込みました(笑)。風がいつもより吹いている感じがして、中盤から終盤にかけてキツくなりそうだなと思ったので、最初に稼いでおこうと。その狙いがハマりました。

Q:市田候補生は当然金帽を取るだろう、というプレッシャーもあると思います。

人の気持ちも知らないで……とは言っちゃいけないですが(笑)、やっぱりプレッシャーはありました。
毎日自分でしっかりと体をほぐして、交代浴して、状態わからないまま朝を迎えてを繰り返していたので、こういう結果になって嬉しいです。

Q:前回の記録会でも金帽獲得、行動訓練でも1位とミスターパーフェクト状態ですね。9月にはロードレース大会もありますが?

ロードは専門外なので(笑)

Q:全日本選手権でも好結果を残しましたが、競技と競輪の両方に取り組む難しさはありませんか?

特に感じていませんし、個人的にはどっちもよくなっている感覚です。両方のいいところや感覚を取り入れながらできているので、視野が広がっていると感じます。

全日本選手権では、1kmTTは負けられないと思っていましたが、レースの内容はともかくスプリントとケイリンで2位を取れたのは嬉しかったですね。

Q:スプリントとケイリンで優勝した小原佑太選手、山﨑賢人選手との差はどのように感じてますか?

実直に自転車に向き合ってこられた部分の差だなと思います。決して届かないとは思いませんが、意識であったりそういった部分での差が、現時点ではあると感じました。

Q:早期卒業を達成すれば、来年1月にはデビューですね。

はっきりイメージできていないですが、自分にできることをしっかりとこなして、早期卒業を実現し、いい選手になっていきたいなと思います。

酒井亜樹

タイム的には満足できるものではありませんでした。コンディション的にもキツくて、タイムもでなかったことで気持ちも折れかかっていましたが、市田候補生を見ても、強い選手はどんな状況でもタイムを出すし強い。「弱気になってる場合じゃない」「自分はもっとやれる」と、気持ちで走り切りました。

Q:前回もゴールデンキャップ獲得。「当然獲るだろう」というプレッシャーもあったのでは?

自分としても、獲らなくてはいけないと思っています。周りの皆さんにそう思ってもらえることということは、しっかり成長できているということなのでありがたいです。

Q:前回の記録会の時に、持久力とペダリングの強化を課題に掲げていました。

ペダリングはよくなってきている感触があります。全日本選手権では、競技の練習から離れていた分、「いまの自分で戦えるのか」という不安がありました。

でも、養成所でペダリングやフォームを強化してきたことが、競技にもつながってることを実感できて嬉しかったです。太田海也さんにも、よくなってきたねと言ってもらえました。茶化されていたのかわからないですが(笑)

Q:夏季帰省はどのように過ごされましたか?

大阪に帰って、兄(拳蔵 109期)の後ろにつかせてもらって練習してました。競輪場での練習はそれほど経験がなかったので、いい練習になりました。

三神遼矢

目標としていた早期卒業のタイムには届きませんでしたが、前回届かなかったゴールデンキャップを獲得できたのでよかったです。

Q:前回は「10点のうち5点です」と言っていましたが、今回はどうですか?

6です。

Q:厳しいですね(笑)

1点だけあがりました。200mと1000mでは目標タイムに程遠かったし、400mでは1位を狙っていたのですが負けてしまって。そんななかでも、気持ちを切り替えて3000mを走って、ゴールデンキャップを取ることができたので、それでプラス1点です。

Q:高いところに意識を持っているんですね。

クロモリにも慣れてきましたし、そのくらいの結果を残したい、と思い続けています。理想が高い、といえばそうかもしれませんが、達成したいと思っています。今回は全日本選手権が直前にあって、体力的にもキツくて自分じゃないような感覚でした。練習不足ですね。

大塚城

前回の3000mが4分を超えるタイムとなってしまって、10秒以上記録を縮める必要があったので、今回ゴールデンキャップ獲れるとは思ってなかったです。

Q:その苦手な3000mは、どのような対策をしたのでしょうか?

「ペースを刻む」ということができない脚質なので、とにかく最初から突っ込んでいきました。最後遅れてしまっても、それまでの貯金でしのぎ切れればと。

ほかの候補生たちから大きな声で応援してもらって、本当にありがたかったです。そのおかげで、最後まで頑張れました。

Q:夏季帰省ではお父様(英伸 82期)とお話は?

普通に「頑張ってこいよ」くらいでしたね(笑)。そこまで詳しいことは話してないです。今後は競走訓練が始まるので、地脚をつけて強い選手になれるように頑張ります。

候補生インタビュー その2

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