2024年年始にJKAから発表された資料により、競輪選手の平均取得額が1400万円に到達したことが明らかとなった。これは過去10年のうち最高金額となる。

過去10年間の平均取得額

賞金総額(円) 登録選手数 平均取得額(円)
2013 26,616,716,557 2,647 10,055,427
2014 24,997,298,680 2,467 10,132,671
2015 23,839,886,237 2,380 10,016,759
2016 23,569,795,400 2,357 9,999,913
2017 23,539,303,937 2,339 10,063,832
2018 23,625,114,400 2,330 10,139,534
2019 24,715,817,900 2,325 10,630,459
2020 21,283,403,000 2,350 9,056,767
2021 25,588,213,700 2,360 10,842,463
2022 30,011,524,600 2,367 12,679,140
2023 33,508,842,000 2,380 14,079,345

※登録選手数は当該年の在籍者数
※平均取得額=賞金総額÷登録選手数
(平均取得額算出における賞金総額および選手数は、年の途中での登録消除選手を含む)

無論これはトップ選手であるS級S班の賞金額も含んだ金額。参考までに各級の平均額を例示すると、以下の通りとなる。

2023年 級別賞金総額及び平均取得額

登録選手数 賞金総額(円) 平均取得額(円)
S級 676 15,371,638,800 22,739,110
A級 1,513 16,385,913,700 10,830,081
L級(女子) 191 1,751,289,500 9,169,054

賞金王は2億5000万円の松浦悠士

なお2023年の賞金王はKEIRINグランプリ2023優勝の松浦悠士で、252,707,900円。松浦はこれによって通算獲得賞金10億円も突破した(1,015,686,311円)。

松浦悠士が年間2億5000万円獲得・賞金王へ 2023年賞金高ベストが決定